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どうしよう、、大人になっちゃう。
大好きなお友達に電話をして、
久しぶりにお泊まりの約束をこじつけた息子10歳。
その大好きなお友達は双子の13歳。
息子よりも3つも上だけど仲良くしてくれています。
こちらのお友達、以前は同じコンドに住んでいたのですが、今は電車で片道1時間ほどの離れた場所に引っ越してしまったので、そうそう遊びには行けなくなりました。
なので、お泊まりに行けると決まった息子は有頂天。
電話で「17時くらいには着くからね!」と話して切った後、
「ね、ママ、〇〇と〇〇の二人とも、ちょっと声変わってたよね!?」
と双子の声変わりに驚き笑った息子。
いそいそとお泊まりの準備を始めて暫くすると、
ふっと手を止めて、
「ママ、なんか、ちょっと寂しくなってきた…」
と呟きました。
「え?どうしたの?ママと離れちゃうから?」
と、聞くと
「ううん、〇〇と〇〇が大人になっちゃうな、と思って…」
この呟きを聞いてなんだか胸がキューとなった私…
センチメンタルな気分てこういうことを言うのでしょうか。
大人になるにつれて、これまでしてきた遊びやゲームや、話の内容なんかもどんどん変わってしまう…
今がずっと続けばいいのにな…ときっと思っているんだろうな、と準備を続ける息子を眺めながら思いました。
成長と共に変わる環境や友達や嗜好。
そんな、止められない自然な変化への不安を感じているに違いない。
そして、そう言えば長女も同じことを言って泣いたことがあったな、と思い出しました。
私の姪にあたり、長女には従兄弟に当たる大好きなノンちゃん。
このノンちゃんと長女の年齢差は6歳。
当時、東京に住んでいた私達は、時間があれば宮崎の実家に戻っていて、
その度に長女とノンちゃんは久しぶりの再開をしていたのですが、
確か長女が7歳、ノンちゃんが13歳あたりの頃だったと思います。
突然、寝る前に、「どうしよう、ノンちゃんが大人になっちゃう〜!!」と泣き始めました。
多分、その日はノンちゃんと一緒に遊んでとっても楽しかったんだと思います。こんなに楽しいのに、こんなに大好きなのに、会うた度にどんどん大人になっているノンちゃん。
自分だけが取り残されてしまう。そんな不安を長女は感じたらしいです。
可愛らしいなと思うのと同時に、切なくなった記憶が、今回の息子の出来事でフラッシュバックしました。
大丈夫。
大人になったら大人になった楽しみもあるんだよ。
何よりも、それだけ大切に思える友達に出会えて一緒の時間を過ごせることってとても幸せなことだよね。
そう息子に伝えると同時に、
自分もそんな感情を同じくらいの歳に感じていたんだろうか?と考えた母でした。
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