思わぬところから知った子供の成長。
発令からたったの4日間でシンガポールの全スクールをクローズするスピード感半端ないシンガポール政府の決断で、もれなく日本人学校も今日からホームスクール開始です。
まあ、ローカルの小学校でも感染が目立ち始めたからしょうがないと言えばしょうがないけど、またホームスクール始まるのか~と思うと正直しんどい.....
そして、今朝から主人を入れて家族5人でビデオコールを受ける場所争い。
と、同時にPC5台でwifi繋ぐので途中で落ちるわ、音声は途切れるわ....
しかしながら、最初のサーキットブレイカーの時の教訓が生きているらしく、子供達3人それぞれ時間を見て、入って、操作しているではないか!
こんなとこで成長を見つけるとは思いもよらなかった。
ほとんどサポートが必要なかったので時々チェックに行くもののほぼ放置状態で初日のホームスクールは終了。
あれ、思ったより楽だったかも、と思ってた矢先に普段かかってこない学校からの電話を取ると次女の先生で、
「Google meetに参加してないクラスがあるから明日までに参加して下さいね」
から始まり、
「一日ビデオコールは低学年にはしんどいですよね」
と、続き、
今日のビデオコール中にベッドに寝っ転がって話していた次女の話しを聞いた....
えーと、
寝てましたか.....
すみません.....
とにかく明日からもっと目を光らせておきます。と謝る私に先生は、
「いえいえ、しかしながらですね」
と、とても感慨深い話を続けてくれました。
毎日の宿題の「音読」を大変面倒くさがる次女、
私が5~6回言わないと読み始めない次女が、
クラスの中で一番音読が上手だと言って下さるではないですか!?
それ、信じてもいい嘘ですか 笑
聞くと、次女はその読んでいる場面の情景を思い浮かべて読むらしく、
あたりはシーンとしてるから、ここは小声で読むんだよ。ここは2人の会話だから声色も変えた方がいいんだよ。
などと説明しながら読むらしい。
へ~~~~~~~~~~~ 、と聞いていると、
「あ、これ、ママが教えてくれた。って言ってましたよ」
と、先生。
え?
あ!
そうなんですか....?
と驚きながら思い当たる節を探してみると、
確かにそう言えば、ほぼ聞いてない次女に強引にツラツラ説明した事があったかもしれない、と思い出した。
なんだ、ちゃんと聞いてたし、実行してんじゃん!
と思いながら、学校の話しを全くしないんですよね、と先生に話すと、
「そうなんですね、学校ではご自宅での話しをよくしてくれるから学校の話しもご家庭でされているかと思ってました。」
との事。
ほ~。
そうなんだ。
それも知らなかった。
なんだ、知らない事ばっかりだな。
我が子の事を分かってるつもりが全然分かってなかったな、と反省と共に、なんだか嬉しいような寂しいような...
1年前の入学式がサーキットブレイカー中で、小学校生活初日からホームスクールで、あの頃はひらがなもカタカナも読み書きできなくて、これはマズイ。と焦りまくっていたあの1年前とは確かに別人のように成長しいるではないか。
( 画面越しにゴロゴロするのはあまり変わってないようだが...)
こんなところで次女の成長を知るとは。
始まったばかりのホームスクール。恐らくこのままサーキットブレイカーに入るだろうというシンガポールの状況。
気づかないところで子供は成長している。
そんなに心配する事ないよ、もっと気楽にいきなさい。
と見えない誰かに背中を押されている気分でした。
皆さん、Stay Safe!