私の本業って何だろう…と悩んだ2021年、年末の思い出。
=この記事は去年の年末に書いていたものを今更ながら投稿させて頂きました。=
昨晩は私が唯一参加しているオンラインサロン『兵吾村塾』の今年最後の集まりでした。
グローバルで活躍するバリキャリのハイレベルな方達が熱くビジネスについて語るこの『兵吾村塾』、全く畑違いの私は常に借りてきた猫のように聞きに徹するわけですが、今でも続けていられる理由、それはなんと言っても皆さんが優しい!!
入塾されている殆どの皆さんが、シニアポジション、スタートアップ/ゼロイチ経験者、外国人を部下に持つマネージャー、とまあ、世界を相手に活躍されてる方々なんですが、その皆さんが自分の経験、アイデア、アドバイスを惜しげもなくシェアして下さり相談に乗ってくれる。
こんなサロンって他にあるんでしょうか!?
いや、ないでしょう!!
ってくらい素晴らしい『兵吾村塾』
そして今年ラストを飾る回を飾って下さったのが、誰もが知る日本の建設業社S建設で重鎮を勤められていたK氏。こちらのK氏、延べ30年に渡りアジア諸国でマネジメント、人材育成に携わり、日本に戻られた今でもコンサルを続けていらっしゃるかなりの重鎮。今回初めて経歴をご紹介頂いたのです
が背筋がピシっと伸びる、そのくらいのキャリアをお持ちの方です。
そんな雲の上の方のような方が、「変革・新規事業」のお題を元に、塾生の私達へお話しして下さるためにプレゼン用にスライドをこしらえ、1時間以上もお話をして下さる。この界隈の方々からしたら大枚はたいても聞きたい内容ではないかと思うほどの質と量!
良い意味でありえない!
この長年の経験と勘と肌感覚を交えた「変革・新規事業」に携わるお話し。実際にご自身の体験した例を出しながらお話して下さるので、血が通っているというか、その臨場感を味わえるレベルが深い、深過ぎる。
所々、ビジネス用語でついていけないながらも、話にのめり込んであっという間に1時間が過ぎて行きました。これはアーカイブで再度落とし込まないと、一度きりなんて勿体なさ過ぎる。
と、かなり熱く感動を語っている私ですが、実はこの日の私のコンディションはズタボロ状態で、いったい何が発端なのか日々の生活や子育て、子供の学習能力、自分の仕事、体調、さらにはこのnoteや主催しているコミュニティに関することまで。全てが不安でどうしようもなく、芋づる方式にずるずるとネガテイブな穴に落ちていく…、そんな絶不調な状態でした。
途中、お話の中に出てきた『本業に寄り添う』というキーワードからいろいろと夢のある方向へ派生していく皆さんの話を聞きながら、
一人ポツンと、
「私の本業っていったい何だろう…?」
と思考が止まりました。
今している仕事はやり甲斐はあるものの「これがしたい!」と始めたものではないし、子育ても自分では向いているとは思うが「本業が子育て」、というにはお粗末だし、運営している育児支援コミュニティも、自分で情熱をかけてやっているが、もしかしたら自分の思い上がりだけで本当はそんなに必要とされてないのではないか。と思い始めたし、このnoteも褒めてもらえるが、だからと言って賞を取ったりするほどでもない…
どれもこれといって際立ったものがなく、まあまあでボチボチな感じに疲れを感じ初めている、そんな状態の私…
人生100年計画。会社や企業に携わった30年の後に、また違うことを30年できるそんな世の中になり、最初の30年間で培ったノウハウを元にそこから派生してもいいし全く違うことを始めてもいい、それでもこれまでの経験は要所要所で役に立つだろう。
というお話を聞いていて、
しかし、成功経験のない宙ぶらりんな私にとっては、子供が巣立った後の30年がどんなものなのか、ワクワク感よりも不安が強いと改めて実感したわけです。
恐らく家に入り家事と子育てを担っている人は私と同じ気持ちをお持ちなんではないでしょうか。
そしてこの夜、自分が今精一杯頑張っているつもりのことが、この先どう繋がっていくのか不安を隠せない私は、その錚々たるメンバーの皆さんの前でなんと不覚にも画面越しに泣いてしまいました…
私からすると、キリッとビジネスの話ができ、臆することなく簡潔に話をまとめK氏に質問されている皆さん達、正直私もあっち側の人間になりたい。そんな憧れのような皆さん、そんな皆さんが、人生Uターンに差しかかったおばさんの涙を見ながらどう思われたかは知る由もないですが、
呆れもせず「いやでもね…」と説教じみた言葉も出さず、ただただ静かに話を聞いてくれ、そして励まし、優しくアドバイスをして下さる。
こんなサロンって他にありますか!? ないでしょう!!!?
もしかしたら画面越しの皆さんも、ずっと前、もしかしたらちょっと前までは私と同じような思いを持っていたのかもしれない。それを乗り越え自分を信じて今があるのかもしれない。そしていろんな思いを乗り越えて今のポジションを勝ち取ったのかもしれない。
人、一人一人に必ずストーリーはある。
塾長の兵吾さんのおっしゃって下さった「今この状況がゼロイチを成す前触れなのかもしれませんね!」という言葉を信じて、前に前に突き進んで行こう!と改めて決意した夜でした。
=====2022年1月15日 追記======
そんな素晴らしい『兵吾村塾』の特別版が来週月曜1月17日の夜に開催されます。普段であれば入塾された方でしか参加できないところ、来週月曜の特別版には一般の方もご参加できるとのことなので、私のこの記事を見てご興味を頂けた方がいらっしゃいましたら是非感化されにいらっしゃいませんか😃