海外生活が長い人の多くが感じるであろう、母国に戻った時に感じる違和感とは。
わたくし、日本を飛び出てシンガポールで暮らすようになって12年が経ちました。
2〜3年で戻るはずだったのに、あれよあれよと時は経ち、最初は日本を離れるのが嫌で嫌でしょうがなかったというのに、子供も2人、3人と増え、
今ではシンガポール生活の居心地の良さに「このままでいいかもな〜。」とも思えるようになっています。
こんなんなので、すでに日本に戻っても浦島太郎状態になっているわたし。
日本に戻る度に社会の変化にビックリし、その様子に驚かされます。
ちなみに今回の一時帰国の際は、コンビニのレジが自動精算機になっていたことと、レジ袋がほぼ100%で有料だったこと、そして買う物によって税率が違うことに戸惑いました。
(PayPayなどは最初から使えないと分かっていたので手を出さず。)
そんな若干異質になり始めた長期海外生活者なわたし。
こないだ一時帰国からシンガポールに戻ってきた友達と久しぶりに話していたら、全く同じ事を話していたので、自分だけでなく、長年日本を離れるとだいたい同じ感覚を持つようになるんだな〜と気付いたことがあります。
それは、
外国に住んでいると、その地の言語が理解できたとしても、自分なりの解釈、ある意味自分のフィルターを通して伝わってくるので、もう面倒臭い時や聞きたくない時はチューナーをずらしたり、理解しようとするのをやめたりと、ある程度ぼかすことができるのですが、
これが母国語だと逃げ道がなく、もう本当にダイレクトに鮮明に入ってくるので、正直しんどい、というか打ちのめされる気分になることも多々あります。
恐らくこれは日本人に限ったことではないとは思いますが、Highコンテクストカルチャーを得意とする日本では、きっと如実に出る傾向かと思われ、丁寧な受け答えの顔には「いい加減に察しろよ!」と書かれている気がするのは私だけではないでしょう。
ちなみに今回、『あ!大袈裟でなく本当にこういうことってあるんだ!?』と身を持って体験したのが、バスの中で主人と息子が話をしているのを聞いていた斜め前の席の男性の、
「チッ、うっせーなー。」でした。
もちろんこれに気付いたのは家族の中でも私だけ。
気を抜いて無防備なところで、いつもジャブを受けているわたしに家族は気づいていない…
海外生活が長い方で同じ思いをされてる方いらっしゃいますか…?
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