〈ケールの葉〉日常的に食べたい美味しい葉。その効用と選び方。
【健康に興味がある方へ】
栄養の観点から日本でももっと浸透してほしい、ブラジルでよく食べれられる食材について、ご紹介していきます。
日本では、青汁の原料ということでよく知られているケールの葉。
実は、ブラジルの家庭料理に欠かせない食材で、スーパーでも市場でも気軽に手に入ります。
ジュースにして飲むよりも、千切りにして炒めることが多いです。また、サラダにしたり、揚げたり、スープにしたりと、幅広く料理に使います。
揚げたケールの葉がお寿司に乗っていることも!!
私も、ブラジルにきて、3日に一回は色々な調理法や切り方を試しながら日常的に食事に取り入れています。そして、定期的に食べないと体が欲するほど、大好きな野菜です!
最近日本のスーパーでもちらほら、見かけるようになりましたね!
サラダケールなど生で食べやすく改良されたものもあるようです。
このケールの葉、体に良いイメージは皆さんあると思いますが、どんな効用があるのか、ご存知でしょうか?
ケールには、ビタミンA,B6,C,K、カルシウム、鉄分、マグネシウム、食物繊維などが非常に豊富に含まれています。
そのため、以下の効果が期待されています。
それぞれの栄養学的な説明は長くなるのでここでは省きますね。
①デトックス効果
②LDLコレステロールを下げる
③骨の強化
④血圧を下げる
⑤糖尿病の予防
⑥貧血の予防
⑦体の脂肪の蓄積を防ぐ
⑧うつ病の予防
⑨便秘の改善
他にも、肺癌、大腸癌、乳癌、前立腺癌の出現を予防する効果もあるとの研究結果もあります。
たくさんのメリットがあるこの魅力的なケールの葉、実際に売っているところを見かけたら、以下の点に注意して、ぜひお手にとってください^^
①緑色の葉(古くなると黄色くなっていきます)
②しっかりしていて、よりなめらかな葉
③若い葉の方が苦みは少なく、まろやかな味
④枯れた部分がない
日本でも日々の食卓に、もっともっと、ケールの葉を取り入れてほしいなぁ…
そんな思いでこの note を書きました。
いしづあきこ
料理研究家/管理栄養士/フードコーディネーター/ブラジル料理探検家