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【5分で経営学】ビジネスモデルキャンバスとピクト図解の組み合わせ方

仕事の前や休憩中に、5分程でさらっと読める経営学のアレコレ記事です。経営学を専門的に学んだことのないプロ社会人だからこそ気づける経営学の面白さや便利さがあると信じてます。なるべく現場で使える考え方や知識を中心に紹介していくつもりだから、よかったら参考にしてみて下さい。


今日は「ビジネスモデルキャンバス」に関する記事の3つ目。

僕は元々板橋悟著「ビジネスモデルを見える化するピクト図解」という本を持っていまして。



ビジネス、事業と呼ばれるものの全体像を見る、探る方法を教えてもらったなぁと思ってたのですが、なんとこちらのサイトでは、板橋さん本人がビジネスモデルキャンバスとピクト図解を組み合わせた応用編を紹介して下さってるのです。(これ、本に載ってないんです)



なので今回はこのサイトから学んだことをまとめたいと思います。


ピクト図解は、「すぐれたビジネスモデルを見抜き、誰にでもひと目で直感的にわかるビジネスモデル図に表すことで、事業構造の『型(パターン)』を身に付ける」こと、そして「身に付けた『型(パターン)』を応用したり組み合わせることによって、「レゴ」ブロックのように『新しいビジネスモデル』を生み出す力を付ける」ことを可能にします。

ビジネスモデルをデザインするスキル

人、丸、四角、矢印、円マークといった一目で伝わりやすい共通の記号を使って、事業全体像を表すことが出来るピクト図解。



ピクト図解とビジネスモデルキャンバスを組み合わせる大きなメリットは、「ビジネスモデルキャンバスでは一見つかみにくい要素と要素の関係性を表すことができる」ことです。



ピクト図解を使えば、パートナー企業はどんなモノやサービスを事業者に提供しているのか、モノやサービスを顧客に届けるためにはどんなチャネルが挟まっているのかなど、全体的なモノ・サービスとカネの流れを一目で見ることが出来るようになるんです。



ビジネスモデルキャンバスはビジネスを構成する要素をピックアップするのに長けています。だけどビジネスを立体的に捉えることが苦手なフレームワークでもあります。そこをピクト図解で補うことで、大きな視野でビジネスを捉えることができるようになります。



個人的には、9番のコスト構造を把握する時に抜けを減らせそうなところが推しポイント。頭の中で「あれとこれがこうなって……」と考えていても、後で「あ、ここお金発生するとこやん」って気づくことがありそうなので。



もっとピクト図解について知りたい方、こちらでピクト図解の書き方がわかります。

編集後記

noteを書く自分なりのゴールはどこかな、とよく考えます。今はまだ経営学オタになって日が浅い(え?にわかってこと?)ので、まずは推しの歴史や過去作を知るところからかな、と思いこの【5分で経営学】シリーズを作ってるんです。推しって人に押し付けるもんでもないですけど、やっぱり布教したくなるんですよね。とりあえず「なんで経営学を推してるのか」ってことが言語化できるようになるまでは続けたいと思います。

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かみき まさや
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