事業概要|開業日を決める
突然だが、「開業日」決めちゃおう。
きっと思った通りにいかない気がする。
でも、逆に準備が進んで早く開業できるかも?
何しろ、ちょっと先の未来に「自分が変身する日」みたいな予定があるってなかなか無い。単純にワクワクする。
せっかく開業日を決めるならなるべくいい日を選びたいから、開業日にするといい日や避けた方がいい日を調べてみた。あと、関連する手続きについても少しだけ。参考にどうぞ。
このnoteの目的は「宇宙一楽しく事業計画書を作成するために必要な考え方や知識をシェアすること」です。比較的小規模な起業、創業に挑戦しようとしている人に役立ててもらえるような記事作りを目指します。
開業日とはー個人事業主編
個人事業主は開業日を自分で好きな日にできる。
具体的にはこんな日を開業日にする人が多いみたい。
■ 店舗や事務所の開店日
■ モノやサービスなどの商品を販売開始した日
■ ホームページやSNSなどで集客(営業)を始めた日
中には「初めて売り上げが立った日」を開業日にする人もいるらしい。
せっかくなら、「良い日」と重なってるといいなぁと思ったので、開業日にするといい日、避けた方がいい日を考えるヒントを集めてみた。
いつにする?開業日。
開業日のヒントはこちら
■ 縁起のいい日
■ 占い
■ 語呂合わせ
■ 好きな数字や思い入れのある数字
■ 好きな季節
■ 記念日(自分が大切にしている日)
■ 工事完了日、完了予定日(お店の建設中なら)から考える
■ プレオープン後、調整が終わってから考える
開業日は創業記念日や開店記念日になる。
業種にもよるけど、その日に合わせて毎年セールやイベントをし、新しいお客さんと出会うきっかけを作ることが出来る日にもなる。
自分が覚えやすくて、できればお客さんにも気に入ってもらえて、毎年その日が来るたびに「いい日だな」って思えるような日を選びたい。
ちなみに避けた方がいい日ってあるの?
「縁起の悪い日」は避けられる傾向にあるみたい。
でも中にはあえて「仏滅」を開業日に選ぶ人も。
決してないがしろにするつもりはないんだけど、六曜は旧暦に基づいて定まるもので、新暦で活動している現代っ子にはどうしても馴染まない部分はあるから、気にしすぎるものでもないのかなぁとは思ってる。
だから「この日にしたい」って日が縁起の悪い日と重なっていたとしても、優先するべきは自分の気持ちだから、その日にするかどうかを決着がつくまで自分と話し合ってみる必要がある。
開業日が関係する手続きは?
開業日は、税務署に提出する「開業届」に記載する欄がある。
開業届とは正式名称「個人事業の開業・廃業等届出書」のこと。
新しく事業を始めたことを税務署に届け出るためのもので、事業開始してから1か月以内に出すものだとされているが、それを過ぎたからといってペナルティがあるわけじゃない。
開業届は1か月以内なら取下げ可能。また開業日を訂正するために再提出する方法もあるので、もし提出後に変更したい理由ができても焦らないで大丈夫。(過度な変更は怪しまれる可能性アリ)
あ、あと未来の日付は指定できない。開業届を出す日が3月15日だとして、開業日を4月20日と記入して届けることはできないから、注意が必要。
もう一つ意識するなら「青色申告承認申請手続」
この記事で税金に関する詳細な説明は省略するけど、「開業日が関係する手続き」としてもう一つ意識しておきたい「青色申告承認申請手続」をあげておく。
個人事業主は会社員と違って、確定申告してその年分の税金を計算する。
(例:2024年度分( 1月1日~12月31日)の税金は2025年2月17日〜3月17日の期間中に確定申告して計算する)
その申告方法には2種類あって、開業届を出した年は通常「白色申告」で届けるんだけど、申請すれば、開業初年度から「青色申告」で届出が可能に。
ただその「青色申告承認申請手続」には期限がある。
■ 1月1日~1月15日に開業した場合:3月15日までに
■ 1月16日以降に開業した場合:開業から2ヶ月以内に
(提出期限が土・日曜日・祝日等に当たる場合は、これらの日の翌日まで)
この期限内に届出できなかったら、初年度の確定申告は白色申告で届けることになるってことだけ覚えておいて。
実はこの「青色申告」選択すると大きな節税効果が!白色申告との違いについて、詳しくは↓↓を参照してみてほしい。
まとめ
今回の裏テーマは「主体的に前向きに」。
「開業日」の決め方を調べると、必ず「税金」に絡んだ話が出てきて(特に法人化するなら)、自分の気持ちよりも優先しなきゃいけないことがあるように思えてしまう。
でもせっかく選べるなら、「主体的に前向きに」選びたい。
毎年その日を迎えるのが楽しみになるような日にしよう。