YouTube再生時間を増やすには長い動画と短い動画はどっちがいい?(第25回)
「動画が途中までしか見られてない」
「チャンネル登録者数 1000 人はクリアしたけど4000 時間に達していな」
「長い動画を作ったのに少ししか見られていない」
視聴維持率と再生時間は YouTube も非常に注目していて、これが低い動画は関連動画やおすすめには表示されません。
逆を言えば、視聴維持率と再生時間が多い動画は YouTube から好かれるので、多くの視聴者に紹介してもらえるということです。
今回の記事では視聴維持率と再生時間を増やすには長い目の動画がいいということについて解説します。
短い動画と長い動画はどちらがいいのか?
3分程度の短い動画と15分以上の長い動画ではどちらがいいのでしょうか?
結果からいうと長い動画です。
なぜなら、単純に視聴時間が長くなります。
また広告をいれる回数を増やせるので収益が短い動画よりも多くなります。
YouTubeは8分未満の動画には広告は1回しか入れることができません。
しかし8分以上の動画にはミッドロール広告といって 2 つ以上いれることができます。
その時点で単純計算ですが、収益も2倍以上になるということです。
また、再生回数が多くなるというメリットあります。
なぜなら、YouTube の規約に書かれているように動画の総再生時間が長い動画は関連動画やおすすめに表示されやすくなります。
つまり視聴者の目に触れる機会が多くなるので、再生回数も必然的に多くなるのです。
ただ、長い動画といっても尺を長くするために、無理やり伸ばすことは NG です。
極端にゆっくり話したり、空白の部分が多かったり、意味のない内容をいれることは不自然になり、途中で離脱されることが多くなります。
すると視聴維持率の低下につながり、長い動画を作ったのに本末転倒な結果になってしまいます。
今の YouTube のスタイルは長い動画が好まれるようになっています。
もちろん短い動画でも成功しているチャンネもありますし、サクッと見られるので 8分以内の動画もいいのですが、ここで説明しているのは再生時間と視聴維持率を上げる方法ですので、それを考えると長い動画のほう
にアドバンテージがあるということです。
ヒカキンさんなどのエンタメ系やイケハヤさんなどのビジネス系動画も 20分以上の動画が多くなっています。
これはすでに成功している人たちも長い動画のほうが再生回数が多くなるし稼げることが分かっているので戦略的にやっているのです。
総再生時間は視聴維持率に影響する
次に重要なのが総再生時間です。
YouTube側は動画の総再生時間をしっかりと見ています。
総再生時間が長い動画=視聴者が興味をもっている動画というように判断します。
つまり視聴者の役に立っている動画は他の人にもおすすめしたいわけです。ここで、短い動画と長い動画を比較してみます。
5分の動画で視聴維持率 100%の場合、最大でも再生時間は5分ですが、20 分の動画で視聴維持率50%の場合、再生時間は 10分になります。
最後までも見られていなくても、長い動画の方が総再生時間は長くなるということです。
YouTube 初心者の人ほど、ここは意識してください。
YouTube を始めたらとりあえず 100本作れといった情報もありますが、短い内容のうすい動画を100 本作るよりか、しっかりと動画の構成を考えて視聴者のためになる長めの動画を10本作った方が今の YouTube には効果があります。
YouTubeの再生時間と視聴維持率を増やす方法 まとめ
今の YouTube は長い動画が好まれています。
短い動画のほうがサクッと見られるのでいいという意味ではなく、長い動画のほうが今回お伝えしたメリットがあるということです。
結果的に短い動画を量産するよりも再生回数も視聴維持率もあがります。
長い動画は見ないという人もいるかもしれませんが、しっかり最後まで見たり、ラジオ的に聞き流しながら見る人もいるためトータルで総再生時間は多くなるのです。
さらにチャンネル登録者数が増えてくると、あなたの動画のファンが多くなるので長い動画でも最後まで見てくれるので、さらに総再生時間は長くなります。
チャンネル登録者数を増やす方法はこちらの動画で詳しく解説しています。
YouTubeでチャンネル録者数1000人までかんたんに増やす方法とは?
それともう一つ重要なのが、長い動画だけど長く感じさせない構成を心がけてください。
視聴者が「あれっ?もう終わったの?」と思ってくれれば成功です。
おもしろい動画ってほとんどがそうだと思います。
たぶんあなたもそんな経験があると思います。
コツとしては冒頭で無駄なこと自己紹介はいらない、テンポ良く話す、無駄な部分は編集でカット、視聴者が興味のある内容にする。動画内をいくつかに区切るなどを心がけてください。