見出し画像

MATチームの歌、について(追加)

先日俳優の西田敏行氏がお亡くなりになりましたが、その関連ニュースの中で氏が若手のころウルトラマンの歌を歌っていたというのがありました。

調べてみると、正確には「帰ってきたウルトラマン」の「MATチームの歌」というのを歌っていたそうです。
いわゆるカバー曲ですね。
ソノシート用だったのでしょうか。
本物の「MATチームの歌」は郷秀樹、団次郎さんが歌ってらっしゃいます。

※訂正 西田氏の方がカバー、と言うわけではないようです。当然どちらが本物、と言うわけではないよう。
たしか、歌自体は本編で流れなかったと思うのですが。
(インストルメンタルは流れたかもしれませんが。)

自分は幼少のみぎり、「帰ってきたウルトラマン」の主題歌レコードを買ってもらった記憶がありまして、A面はもちろん主題歌で、B面は「怪獣音頭」というかなりトンデモな歌だったのを覚えております。
そんなわけでこれまで「MATチームの歌」というのは聞いたことはなかったのですが、今回amazon musicで探したらありました。
もちろん、郷秀樹バージョンで(西田敏行バージョンはありませんでした。)
余談ですが「怪獣音頭」もありました。
数十年ぶりに聞きましたがやはり歌詞はぶっとんでいましたね。

話戻って「MATチームの歌」なのですけれど、これもよく聞くと歌詞の内容がなかなかすごいというか、MATチームって防衛隊の中でもスタイリッシュで知的な感じのイメージがあったのですが、番組を見ずにこの歌の歌詞聴いていると、マッチョで粗雑で豪快な感じ・・・まるで江戸時代の火消しか鳶の集団のように思えてきます。

MAT チームの歌

基地は海底波間に隠れ
出動用意のベルが鳴る
さっと飛び出す隊員達は
腕に自慢の猛者ばかり
行くぞ! 行くぞ! 目標2000キロ
怪獣めがけて急降下
どこに出るのか怪獣さんよ 
今日もジャイロでパトロール
岩をかち割り地上に出れば
隊員達の腕が鳴る     
いたぞ! あそこに地響きたてて
マットシュートで狙い撃ち
道は遠いがアローに乗ると
マッハセブンでひとっとび
汗と努力で手にしたものは
怪獣退治のライセンス
来るぞ! 前方うなりを立てて
牙をめがけて体当たり 

色々ツッコミどころはあるのですが

「腕に自慢の猛者ばかり」
「どこに出るのか怪獣さんよ」

などの歌詞がマッチョさを感じさせてくれます。

あと、「怪獣退治のライセンス」って初代ウルトラマンの主題歌の歌詞にもありましたがこの世界では怪獣を攻撃するのにライセンスがいるのでしょうか。

で、あれば怪獣が出てきた時に警察や自衛隊が出動しないのも頷けます。

そして、何よりすごいのが1番最後の部分、

「牙をめがけて体当たり」

って特攻?

PS.

正月休みにこの歌からイメージされるMATチームの面々というのを描いてみました(笑)



こんなMATチームは嫌だ

3人しか描けませんでしたけど。
下書きにはナパーム弾大好きマッドサイエンティストもいました。
因みにこの世界線にはウルトラマン(郷秀樹)はいません。
MATだけで怪獣倒せそうだから。

いいなと思ったら応援しよう!