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修理中の駐車場代と保険料

 変速がおかしいと感じ、取り扱い販売店に原因究明と修理を依頼するための見積もりを取ったところ、「AT本体(内部)の不良で交換になる」と言われ、高額な見積額を提示されたので修理は販売店ではなく、専業事業者に依頼したという相談者。

 その専業事業者では試乗を繰り返しても変速に異常は出ず、「ATFを交換して様子を見てみたらどうか?」との提案があり、ATFを交換して7万円程を支払い、納車してもらった。(ATF交換に7万円?)

 その1ヶ月後、症状が再発した。

 専業事業者には最初に販売店の結果を伝え、ATの載せ替えを依頼したのにATFの交換を勧められて行ったのでATFの交換費用が無駄になった。

 無駄になったのは専業事業者の誤診であり、ATFの交換代金の返金は当然として、車も預けたまま2ヶ月になる。その間無駄になった2ヶ月分の保険料と駐車場代を支払うよう要求したのだが事業者が支払わない。

 そこで慰謝料を上乗せして請求しようと思い、弁護士に相談したところ「まずはそちら(当方)に相談するよう」指示された、というもの。

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理不尽なことを言う人も多いが、目を見開かされることも少なくない。相談の視点が事業者と違うのは勉強になる。 ※本稿は、実例を基に構成していま…

マイナーですが必要な方も多い情報なので事業者には好評です。ただ、内容はあくまでも参考程度にお願いします。時々講演会にも呼ばれますので購入代金はその際の交通費の『サポート』に使わせていただきます。よろしくお願いいたします。