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ガソリンと灯油で参加

 田舎には消防団が訓練を兼ねた「野焼き」という行事が年に1回、年明けにある。

 消防団や自治会員総出で池の土手や田の畦に火をつけて回るものだが、弊社も会社は閉めているがこの行事に参加していた。これをやると夏は虫が減る。

 野焼きが行われる2~3ヶ月前には草刈り(これは営業中だったので不参加)をし、よく枯らして火を点ける。もちろん消防署には事前に届けておく。

 消防団員は、操法訓練とかはやるが危険物の資格や消火の専門知識が特段あるわけではない。

 そんな団員がトーチや松明、火炎放射器のようなものを使い、燃え難い箇所に灯油を撒きながら放火(この言い方は問題)していく。

 燃え始めるとこれがなかなかの壮観でしばし見とれ、しばらく延焼させて燃え終わったところに水をかけ、しつこいほどチェックして回る。

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今なら笑える新人整備士時代にやった失敗やおもしろユーザーの話などを思い出しながら書き綴るエピソード集。 ※本稿は、実体験ですが古い話でもあ…

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