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打算的にやれることを続けるのも大切

木曜日担当の なまいき代表なつみ です。
販売員11年目のセレクトショップの店長を一生懸命しております。
なぜ、なまいきなのかは次回説明しますので、お楽しみ!

まずは、自己紹介ですね!!

他の曜日の方のように幼少期から服が身近に合ったわけでもなく、ファッションが人一倍好きだったわけではありません。そこらへんにいるたまーにファッション雑誌をみて、買い物で服を買うくらいの極ありふれた人でした。

この仕事に就職したきっかけをさかのぼると、中学生の高校進路決めです。

打算的に高校を選ぶ

手に職をつけてつぶしが利くような資格を取れる高校を選ぼう!
・バイトもしたいから勉強をほとんどしなくてもいい高校を選ぼう!
・家から遠いとめんどくさくなるからそこそこ近い高校を選ぼう!

とだいぶ打算的な選び方で高校を選び商業高校に進みました。

高校では花も恥らう女子高校生ではなく、女子高校生というブランドをひっさげはしゃぎ倒していました。そして、バイトはBOOKOFFと成城石井をかけもちで働きながらがっつり稼いでいました。

打算的にバイトを選ぶ

バイト先は2箇所とも同じ駅で家と学校の中間にある駅を選びました。
両バイト先とも交通費支給なので、二重にとることができ非課税で節税になるじゃん!と高校2年生ながら悪知恵働かせてました。

そして、バイト先が近いためBOOKOFFが終わったら成城石井に30分後には働いているというバイトジャンキーな毎日を過ごしていました。

BOOKOFFではせどりという稼ぎ方や需要がある本(当時はバカボンド)は優先的に品出しをすることで売上に直結するということを学びました。成城石井ではお金持ちは心にも余裕がある人が多いということです。

一番の学びは成城石井でソラマメの試食販売を任せていただいたときのことです。

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社員さんに最初はトースターでチンしてお客様に試食させてくださいと言われました。反応はそこそこでしたが、完売までには至らない在庫量。

どうしようかと悩んでいたときに、お客様が「ホットプレートでしょうゆをたらして焼くと美味しいのよね。匂いが食欲をそそる」というお話をしてくださり、社員さんに相談しホットプレート&しょうゆ作戦に変更!

匂い作戦が成功し、完売まではいかなかったものの8割程度売ることができました。ただ、調子乗りすぎて店内がしょうゆの匂いで充満してお客様からクレームがあったのは内緒です。笑

そのときに売り方やお客様の声に耳を傾ける大切さを学びました。

打算的に定期券を作る

あるとき、定期券の更新時にもっと効率の良い区間を作ることができないのか?と思い立ち利用条件を調べつくしました。

地下鉄の定期券は「一筆書き」で描ける経路で乗換が3回以内なら、お客様の便利な経路を選んで購入できます。
経路が交差したり、駅が重複する場合は発売できません。
3回以内の乗換でも乗換駅と経路・接続号線を判別する駅(大曽根、金山、西高蔵、国際センター、吹上)の総数が5駅を超える場合は、発売できないことがあります。定期券の料金は「一筆書き」の経路の長さで決まります。ー名古屋市交通局より

ということは、
・一筆書きでかけること
・乗換えが3回までならオッケー
・出発駅(自宅)と到着駅(学校)は変えられない

1区(最小)が4,440円で5区(最大)が5,530円なら最大区間で通すほうがお得で栄や名駅を通して月に2回以上降りれば元が取れるということか・・・・

と路線図を引っ張り出し考えに考えた結果、家の最寄り駅、学校最寄り駅、バイト先最寄り駅、栄、名駅、東山線のほとんどの駅が通るほぼ完璧な定期券を作りだしました。

そして、友人の間では【定期券の魔術師】と呼ばれ、定期券の線路作りを依頼されていました。

打算的に学科を選ぶ

1年生は普通科として授業を受けますが、2年生になると4つの学科に分かれます。それぞれの特色や先輩のお話を聞きつつ考えましたが、私の心に響いた学科がひとだけありました。

情報処理科(PCでエクセルやワードなどを使った資格が一番取れる授業)

資格が取れるのも魅力的でしたが、一番魅力的だったのが宿題が一番少ない学科ということです。バイトに明け暮れる学生ライフを送るためには、宿題は少なければ少ないほうがいい。

授業もPCメインなのでテストも単語を覚えるだけだったり、記述問題がないため深い知識は要らない。理屈を覚えれば応用は簡単だから、勉強時間もそんなに取らないという理由で選びました。

打算的に就職先を選ぶ

私の通っていた商業高校は9割が就職するため、就職の道に進みました。

やりたいことや夢はなく、バイト先で培った商売方法や先生から「口から生まれたみたいにしゃべるよね」や「世渡り上手」と言われていたので、営業や販売の仕事ならやれるかも思っていました。

そして、じっとできない落ち着きのない学生だったので、オフィスワークには向いていないと先生から言われたため、事務系は無理だなと候補にいれず営業や販売で調べると少しでしたがあったため、なんとなしに受けたら受かったのが今の会社です(勤続年数11年のベテランさん)

なつみという個性

今もそうですがやりたいことよりも自分がやれること、不得意なことより得意なことに重要視して行動してきました。

ファッションが大好きで仕事をしているわけではなくて、話をするのが好きだからこの仕事をしている。デスクワークが相変わらず苦手だから動き回れる現場仕事をしています。

打算的に選ぶことはよくないと言われますが、やりたいことよりもやれることを一生懸命やっているほうが楽しいと私は思います。

自分に向いてるから結果は出やすいですし、楽しいから好きな仕事にもなります。今の仕事は天職だと思っていますし、勉強するとやれることがどんどん増えていくので、商売は飽きない(商い)とも思っています。

来週はなまいきな異端児と呼ばれている私の現在のお話をします。

またね!!!

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