なぜ福岡で正社員販売員だった私が東京でフリーランス販売員になったのか。Part2
こんにちは。
アパレル業界で働くフリーランス販売員ケイコと申します。
先週からスタートしている #キャリアの保険 ブログリレー。毎週火曜日を担当させていただいております。
先週の記事はこちら↓
https://note.com/carrierinsurance/n/n192a3862c84e
今週は序章編Part②から!
アルバイトからスタートしたアパレル人生。
尊敬する店長の元、開店から閉店までのルーティンや毎日新しく覚えていくお仕事、お客様のお顔を覚え少しずつ個人売上を上げていけるようになり接客することが楽しくなってきた頃、店長が電撃退職されることになり、驚いていたところへ。
他店舗の責任者も1人、店長とほぼ同時に退職されることになり一気に人が少なくなってしまいました。
店長が電撃退職!
自店では私と店長2名体制でしたので必然的に店長がやっていた主な業務を私が引き継ぐ形になりました。
それまでは店長の元で指示に沿いながらお仕事をするやり方でやってきていたので突然店長がいなくなり、どうしよう、、と普通なら不安や焦りも出てくるところ。正直自分も辞めようか、と考えたのですが辞めていく店長が引き留めました笑
その当時の私は店長がいなくなった先の未来を考えるとか、店長のやっていた業務を全部やりとげる責任感というものをそんなに感じていなかったということもあり(たぶん何も考えていなくて自分に甘かったのかも、今考えると恐ろしい)のほほんとしていたのです。
もちろん毎日お仕事には真面目に手を抜かず全力投球していたのには間違いないのですが。
店長退職後再スタート
店長退職後、オーナーの奥様がフルで入られることになり私と2名体制店長不在で再スタートしたのですがその当時はとにかく毎日忙しく、売上も毎月前年より伸びており毎日お客様を接客していたらあっという間に一日が終わる感じでしたので、店長がいなくなった不安や焦りを感じる暇がない!
もちろん店長がいなくなったことで付帯業務は増えたし、すぐに相談できる相手がいない、という不安はありましたが他店舗も含めスタッフみんな仲が良くオーナーはじめ先輩達が可愛いがってくれたことが嬉しく毎日楽しくて。
お客様を接客することの楽しさの方が勝り、辞めようとは思いませんでした。
余談ですが、仕事終わりにはみんなでよくご飯を食べに行ったりカラオケに行ったりしていました。お酒が大好き(定番:ビール→日本酒コース)で強すぎる先輩からはお酒の飲み方も教えていただきました。
シフトが同じ日には「ケイコ行くぞ!」という男前すぎる合言葉でなぜかいつも私が誘われるという笑(女子です)
ちなみにその先輩の名言は
「酒の一滴、血の一滴」
毎回酔っ払うと必ず出る名言です笑
超アナログ時代に
そして毎月売上も伸び同時に勤続年数も伸びた頃、普通のアルバイトから社員になったことで遅まきながら責任感も生まれ、さらにお仕事に邁進するようになったその当時、お店全体にまだPCなどはもちろんなく、レジに始まり業務の全てがアナログ作業でした。
ちなみに
・売上管理→台帳(というか大学ノート)
・在庫管理→商品タグ、品番は手書き&上代はスタンプで押す(インクが手につく)
・納品→紙の手書き伝票(大手メーカーは印刷)
・返品→市販の伝票に手書き
・顧客管理→台帳(もちろん手書き)
・棚卸し→2名で1品番ずつ読む(手書きで棚取る)
という時代でした。(今考えたらどれもすごすぎる…笑)
顧客管理もアナログ
自店は90%が顧客のお店で、毎日マメに顧客が変わるがわるご来店くださるのでとにかくお客様のお顔とお名前を覚えなければ始まらないし、お客様に満足してもらうための接客もできないと感じていました。
そこで特にお客様のお顔と名前を覚えることを重視した私が当時行った方法としては
①毎日顧客名簿を読む
②お会計時にカードご使用の方のお名前確認しお顔と一致させる
③接客時の会話でお仕事や趣味、ライフスタイルなどのパーソナル情報を台帳に書き、お名前と結びつける
上記の方法を徹底した結果、顧客や新規のお客様のお顔とお名前を覚えることができました。
今は印刷のイベントDM、お礼状も当時はみんなで分担し手書きで書いていたので、それも覚えるのに役立ったのではと思います。当時顧客名簿は1500名ほどだったのですが、お名前を見ただけでお顔、年代、お仕事や名簿に頂いてる方かどうかもわかるようにまでなりました。(オーナーは台帳を見る前に私に聞いてくる笑)
ちなみにこれは現在、管理がデジタルになった今でもやっている方法です。
こうしてお客様のお顔とお名前やパーソナル情報を入れたことでしっかりとお客様それぞれにスタイリングのご提案を自信を持ってできるようになったと同時にお客様も私の名前を覚えてくださるようになり、自身の顧客も増えてきました。
皆さまは個人での顧客管理や情報などどうされていますか?
この方法が正解かはわかりませんがきっと皆さんもそれぞれの方法、やり方で覚えていらっしゃることと思います。
ぜひその方法、私にも教えてくださいね。
そんな時代、毎日忙しく接客でのやりがいも日々増してきた頃、お店が移転することになりました。
そのお話はまた次回に続きます!
それではまた来週もお付き合いください。
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