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凡人の為の理論構築法ステップ0  メモを書かずに売上理論を定着させるには??


どうも、金曜日担当hiro4です。

はじめに、
本当はメモであれ文章であれ目に見える形で残す事が1番大切です。
しかし、メモを残す事自体やれない。という方の為の方法です。
慣れたら記入した方が効率が良いので初めの1歩として試してみて下さい。


前回の記事で安定した売上を作る為には理論と法則が必要という事を書きましたが、理論と法則を見つけるにはFFB構築と日々の接客の振り返りが必須になります。

日々の接客の振り返りを仕事終わりにしようとしても疲れきった体には厳しく、天才は感覚で売れるのに凡人はこんなにも苦労するのか、、。
と辛くなる事もあるでしょう。
そんな私も凡人で仕事嫌いな人間です。
キャリアの保険オーナーの四元さんの著書を読んで明日からメモを取ろう!!
と思っても、意識低い系凡人が急に仕事終わり接客振り返りメモを残せるわけがない。
恐ろしい上司に強制的に書かされ、泣きながら書く以外の方法はないものか?
と悩んでる方がいるはず。
ということで、
私のような意識低めの凡人でも出来る理論と法則定着法ステップ0を紹介致します。

理論と法則が必要なワケ
前回の記事にも書きましたが、天才は感性で売れますがそうでないなら売る方法を身につけなくてはいけません。
そんな時に理論と法則があれば一定の売上を作れます。
特にこれの良いところが売り逃しが極端に減るという事。
調子がいい日はなにをしても売れるけど悪い日はなにしても売れない。
販売員あるあるですが、単純計算2日連続で10万売るのも1日0で1日20万売るのも結果は同じです。
売れない日を無くすだけで月間の売上が上がるのは簡単に分かります。

理論と法則の作り方。
そもそもどうすれば理論的に販売が出来るようになるのか?
これは実践と経験を繰り返すしかないです。
"FFBを作ってベネフィットを必ず伝えてみる"
"売れた時に話した内容をもう1度別の人に試してみる"
"ファーストアプローチを変えて反応の違いを見る"
など
考えた事を実行し、結果どのタイプの人がどういう反応をしたのか?
実践した結果から少しずつ販売理論が出来上がっていきます。
繰り返し試してお客様の反応から次により良い接客が出来るよう改善し続けて理論と法則は完成に近づくので、それなりの日数が必要になります。
接客の最中は集中しているので覚えているつもりでも次の日に思い出そうとすると部分的にしか思い出せずせっかくの経験を活かせない。
という事が多々あるのでメモを取る事で後から見直して改善出来るようにした方が効率が良いですよ。という話です。

メモを取らずに理論を作る。
このメモというのが難敵で仕事終わりの疲れた体に鞭を打って書く事がなかなか出来ない。
明日も仕事だし。
しかし、ここで諦めてはもったいないです。

メモは取れずとも誰かに話す事は出来ませんか?

接客終わり時間が空いた一瞬を使って他のスタッフに自分の接客を説明します。
「さっきの方はこういう接客で購入になりました。」
「先程の方はこういう接客をしましたが値段で悩むとのことでした。」
のように上司でも部下でも良いので接客内容を伝えます。
アウトプットする事で脳に定着しやすくなるとともに、接客を共有することで戻りのお客様に他のスタッフが対応してもスムーズに会話ができる。
一石二鳥の方法です。
そして翌日は前日休みだったスタッフに「昨日はこういう事があってこういう接客をしたら購入して下さいました。」
と共有して直近のお客様動向を伝えるとともに再度アウトプットします。
1度では忘れやすくても2度3度と繰り返せば記憶に残りやすいのでメモより効率は悪くてもやらないより断然良いです。
接客自慢ではなく、共有する事でお店の為にもなります。
1人のお客様に対しての経験値を独り占めせずにスタッフ全員で共有し、戻りがあった際にスムーズな対応が出来ればお店の評判も良くなるでしょう。
さらに接客を逐一報告する事で上司へのアピールにもなります。
良い事も悪い事も報告し、改善方法を模索している部下を悪く評価する人はいないです。
お客様のリアルな動向は販売員が1番理解出来るので、昨日のお客様はこうだった。と共有する事は当日のお店の指針にもなります。

メモは取れなくても話すだけなら出来そうじゃないですか?
話した後はそれを改善する方法を考えてまた次の接客を頑張り、また話す。
繰り返す事で理論の片鱗を実感出来れば接客を思い出す事が楽しくなってきます。
ここまでくればメモを取るのも簡単です。
接客終わりに走り書きでメモして時間が空いたらスタッフに共有する事が苦ではなく楽しみに変わります。

努力は大切な事です。
努力できないからと諦める前にどうすれば努力出来るようになるのか?
を考えてみるのも良いのではないでしょうか?

それではまた。


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