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競争が嫌いな人間がなぜ実力主義の外資にいるのか 経歴後編
どうも、hiro4です。
前回の続きの記事になりますので、読む前に先週金曜日の記事を先にお読み下さい。
やる気が出ない人必見!! 仕事嫌いでも外資系ハイブランドで活躍する方法 〜経歴前編〜
https://note.com/carrierinsurance/n/nbb97405314c6
異動してから地獄の毎日
半年以上なにもしていなかった人間が急に頑張れるはずもなく、ミスを連発し毎日怒られる為に出勤してるのではないかと錯覚するくらい追い込まれ今までの仕事との落差でストレスはピークに。
休日に店舗から電話が来る恐怖も相まって休みの日は昼からビールを飲みながら漫画、アニメ、ゲームに明け暮れてました。
この時にビールとケーキの相性の良さに気づいて未だにベストコンビだと思ってます。
クセもあるがトップセラーな上司たちに
「上司の評価を落としたいなら辞めるのが1番だよ」
とかも言われましたが、上京してから一年弱で辞めて大阪には帰るのはダメだ。と思いなんとか仕事を続けられていました。
そんな毎日を続けていると、厳しくも自分の事を考えてくれていた上司のおかげで1年と経たずに会社からの評価も良くなり、お客様から信頼してもらえる人間になれたという事が実感と実績として表れました。
そして、実績がついてくる中でも1つだけ違和感がありました。
売上至上主義の現場
売れるという事はお客様が選んでくれた結果だとしても忙しくなると「さばく接客」が増えてきて、自分の望む形ではないと日々思うようになりました。
ハイブランドへの転職
いわゆる「さばく接客」が嫌いだと気づいた私は1人の方とゆっくり話せる所で働こうと思い転職活動を始めます。
この時アパレルに絞らず高単価商材を取り扱うところも同時に探していたのですが、興味のないものを販売する事が苦痛になりそうだったのでハイブランドに転職を決めました。
外資系ハイブランドというと実力主義の冷たい世界という印象がありましたが、実際はそれぞれの力で最大の成果を出そう。というポジティブな実力主義の世界でした。
この時には以前の職場で身につけた理論と法則に基づいて仕事をする術を使う事でモチベーションに関係なく常に一定のポテンシャルを発揮する事が出来るようになっていました。
結果は自分に返ってくるからやらない人は不遇な扱いになるし、頑張っても結果が出ない場合は原因を深堀りし解決に導く。
この時の解決法は異動であったりポジションチェンジであったりと多岐に渡ります。
ブランドにもよりますが新卒採用をしていないという事もあり年齢に関係なく同列の扱いになる為、責任や意見も各個人の力量によって変動します。
細かい部分を書き出すとキリがないのですが、自分の意見を伝える必要性は転職してから学びました。
実際働くと忙しい時の同時接客はなくなる事はありませんでしたが、以前より確実に1人の方と向き合う時間も増え相手にとってなにが最良なのかを常に考え行動するようになります。
環境が変わるだけで仕事もプライベートもここまで変わるのかと実感する程に。
心境の変化とこれから
そして現在も販売員を続けながらnoteを書いたりしています。
月曜担当のSAKIさんのように表彰されたり、火曜担当ケイコさんのように1500名も顧客がいたりするわけではないですが、競争が苦手で熱意溢れるタイプでない私が外資のブランドで働けているのは接客も業務も理論を作りやる気に左右されないマインドセットを身につけたからです。
ターニングポイントとしては過酷な環境になった前職の異動でしたが、これは全員が経験する必要はないと思います。
正しい仕事観を導く上司や会社であればメンタルが脆くなる程の環境でなくとも競争が苦手な部下や若手を育てる事が出来るからです。
長くなりました、
次回からは今までの理論をテーマに役立つ情報を書いていきます。
それではまた。