(第14回)1級 キャリアコンサルティング技能検定の勉強【受験概要③問題把握力】
今日はキャリアコンサルティング技能検定 受験概要「1 級実技(面接)試験の評価区分とその内容」から、基本的態度、関係構築力 に引き続き、問題把握力について自分自身と照らし合わせながら、確認していきます。
問題把握力について
まずは改めて原文を確認。これまでと同じく、1行ずつ確認していきます!(すべて個人の解釈です)
1文目(1):事例相談者が担当している相談者や事例相談者の状況を客観的に把握し、
はい、まず。登場人物は2人いることを確認します。
1人目:「事例相談者が担当している相談者」いわゆるAさん、Bさん、Cさん。今回来談していない、姿が見えないケースの中の人。
2人目:「事例相談者」今日、相談に来ているキャリアコンサルタントさんですね。
その2人の状況を客観的に把握すると、ふむふむ
1文目(2):事例の本質を掴むことができること。
「事例の本質」ということで、主訴を掴むということでしょう。
来談した本当の目的。どうして相談に来ているのか。そこでどのような事を求めているのか。本人も気づいていない事の気づきを第三者視点で発見できればきっと◎。
ただし、「事例相談者」については、一緒に確認できるけれど、ケースの人は確認する術がないので、こちらの見立てで一般的な見立てはできても、「事例相談者」がどう捉えて、どのようにそのケースの中で確認したのかは、「事例相談者」にきいていくしかない。
2文目(1):事例相談者の能力やスキルを客観的に把握し、
対象者が1人になり、考えやすくなりました。
これは、文章のままだと思われるけど、
「客観的」に把握するためには、決めつけてかからないよう気を付けないといけない。
2文目(2):育成的な視点で
ここで、改めてSVの立場が入ってきたので、SVの目的は、「育成」や「成長を促す」事である事は常に念頭に置いておく。
2文目(3):事例相談者が取り組むべき問題を特定することができること。
ここで、ひっかけが入ってきた!「事例相談者が取り組むべき問題を特定」
鵜呑みにして「〇〇べき」を「特定」することを一生懸命やると、たぶんダメなパターン。
忘れたくないのは、あくまで、主役は「事例相談者」。何をどう取り組みたいかを、一緒に確認していけるように面談を進める。もちろんSV視点の見立てはして、その「仮定」のもと、意図をもって質問していく。
その「SVの見立て」が正しいかどうかは、SVも試験管も決められるわけではなく、主役である事例相談者が、「そうかも」と自分で気が付いて、主役が「取り組んでみたい」と思えたら、その面談の中では正しかった、と言えるのでは。
3文目(1):事例相談者の問題を明確化し、
これも、「問題を明確」にするのは、事例相談者自体だと考えていく。
あくまでこちらは伴走者。事例相談者が「問題」だと認識できるように、ケースを一緒に振り返り、改めて何が問題だったかを確認して、事例相談者が、客観的に判断できるように促していく。
3文目(2):状況や環境に適した問題を
「状況や環境に適した問題」ということは、今回のケースの枠組みの中だけで考えず、視野を広く、そのほかのケースでも同様だったり、類似の「問題」があるかも合わせて一緒に点検していく。
3文目(3):共有化することができること。
「共有化」なので、事例相談者と共に考えて、認識をすりあわせていく。
といった所でしょうか。
以上が、本日の私の解釈。1年後には、穴があったら入りたくなっている可能性もあるけれど、そしたらあの時の自分「伸びしろだらけ」だったね、と考える事にして、成長記録として残しておきます。
つづく。