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おおいに意味あるよ!!

病院に入院したら家族は色いろ心配になる。
家族も患者本人もねー
これは、一般病棟でもICUでも同じことが言えるでしょう。

そこで入院でお互いの癒しともいえるのが「面会」です。

昨年までパンデミックであった新型コロナで、すべての医療機関で「面会禁止」「家族と患者の接触禁止」など、入院の基盤が大きく変化しました。

患者も医療従事者以外と話す機会がない、家族も患者の状態を「目で見る」「触れて安心」などができなくなった。

この「自分の五感」で感じることが、とても「安心」する。

新型コロナはほんとうに、日常を奪い、薬の一種であった「家族の交流」を奪い、これにより精神的な崩壊で、治療ができず悪化した人も多いはず。

短い面会に意味はあるのか

特にICUやHCUなど命に係わる病棟は、特に面会時間が短い
これはコロナ以前も同じです。
自分のいたICUとHCUでは
・PM12時~13時とPM18時~19時の計2時間ほどです。
※一般病棟はPM13時~20時くらいまでだったはず
コロナでとても貴重だった数時間も禁止になった。

しかし!!!

どんだけ短い面会時間でも、その効果は絶大です!!
入院で会えなくなったから「会える」ことがとても貴重であり、ありがたみを感じることが増えると思います。(実体経済)

コロナ渦では、面会が一切禁止になり、退院や外泊などじゃないと会えない
長期の入院になるとそれが月単位、長ければ年単位かもしれない。

会えない時間が長い分、会ったときの喜びが爆発します。

長い短いは関係なく、会って感じることがなによりも幸せなのです!
次会うまでにもっと元気になろうと頑張る患者側に対して、次会う時までにもっと頑張った姿を見せたいちびっこや、色んな話をしたいパートナーや家族たち。

会えることに「長さ」は、関係ない。

特に集中治療室で意識のない患者さんは、見えませんが「心に現れます」

これは、噓のような事実なんです。(これも実体経済)( ´∀` )

「耳」で声を聴き、手を握ってもらい「温もり」を感じる。

それが夢や向こうの世界に反映されて、パワーに変わります。

だからどれだけ短い時間だろうと、患者さん側は会いに来てくれるのを、心待ちにしています。

家族側も「聞こえてないし」「目あけてないから」とか思うかもしれない。
それを・・・・

気が済むまでしゃべったり、手汗かくまで握りしめて!

そしたら意識の中で気づいて意識の中で反応してるから(笑)
意識はないけど耳は聞こえてると言われるくらいだからさ。

一方通行かもしれませんが、とにかく声をかけ続けて、とにかくずっと握りしめてあげてください。

必ず思いは届きます。


「面会」のありがたさ・会えたことがなによりの薬ということは、身をもって体験してきました。
自身の事故で意識がない時は、夢の中に家族が出てケツをたたいて、あの世から呼び戻すし、面会がうれしすぎて来るの遅いと怒りました。

付き添い入院では、コロナ渦であり、退院したときの姉と弟がうれしそうに、じゃれ合うのをみて感極まってました。

面と向かって触れ合うことはどんな薬よりも効くのかもしれません。

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