放射線治療【計17回】
お疲れ様です。ゆうきです。
自家造血管細胞移植が終わり、一時帰宅をはさみ夏から放射線治療でした。
放射線って??
一番に思い浮かぶのがレントゲンで使われることではないでしょうか!?
その光をがんの原発があったところにピンポイントで照射し、微量でも残っていると思われるがん細胞を消滅させます。
治療の流れ
放射線はピンポイントで狙うため、少しでもずれるとよくないので身体に狙いをマークして記録します。(写真参照)
移動は親子移動ですが、放射線室で鎮静剤を使います😣😣
上記でも説明したように、狙いを外すとほんとうによくないので、鎮静剤で寝てる間に終わらせる感じです。
これが自分で動かずに終わるまで待てればいいのですが、3歳の息子にはまだできず・・・使わない選択はありませんでした。
治療自体は毎日ではなく、1日おきで平日3日間のペースでした。
治療までは、まったく制限もなく自由な時間を過ごせていました。
ただ我が家の場合は、放射線治療を受けるにあたり3週間ほど入院でした。
外来でできる家庭は、治療がある日に病院にきて治療を受けて帰宅ができます。しかし、家が離れていたのもあり外来ではできませんでした。
放射線の副作用
放射線は強い光を当てるので、回数を重ねると皮膚がただれてケロイド状になっていき、黒く変色していきます。
あとはひどいと背骨が湾曲してくることもあるそうですが、息子は湾曲は問題ありませんでしたが、皮膚のケロイドはすごかったです。
しかしケロイドは放射線治療が終われば自然と元に戻るのでホッとしました
17回の内訳【広範囲とピンポイント】
17回のうち12.3回は広範囲を狙い、残りは原発付近を狙い撃ちで照射しました。照射もただうってるのかと思っていましたが、、、そんなことありませんでした😣😣😣😣
やっぱり原発層があったあたりが一番再発の可能性が高いので、狙い撃ちしているときも、親は祈って「消滅×100」くらい念じてました。
診断された時も、シンチグラフィの結果を聞くのもこういった画像を見るのですがやっぱり未だに恐怖しかわきません。
なぜ我が子?まだ3歳ぞ!!って思いながら泣くのをこらえていました。
放射線治療終了【その後】
計17回の照射を終え一時帰宅をすることができました!!!!
この回数も患者によって回数がちがいますので、参考までに😎
放射線の後は、腫瘍の除去手術をする子もいたりしない子もいます。
腫瘍が放射線で小さくなったタイミングで手術するそうです。
我が子の場合、原発を取り除く際にほぼほぼ取り除くことができたので、放射線後の手術はありませんでした。
放射線まできたらもうないよなー-と思っていましたが、まだ残ってました
「ガン」ときくと長い治療しかないなと思ってましたが、なにもほんとうにその通りでした。
大きなトラブルもなく治療に耐えた息子は本当に最強です。
生きててくれてありがとうしかありません。