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付き添いの「真」の辛さ

付き添い入院の何が辛かったと聞かれればなんだろう。

入院中にやったことすべて

1個に絞れないし、「楽」はなかった。
「地獄だった」か「マシだった」の差ではないかと自分は思う。

治療が始まるまでは「地獄」でしかないし、もちろん検査するだけで「地獄」です。

小児がん「神経芽腫」ですと言われるときどん底

治療が始まり、抗がん剤が効き始めていいほうへ進んできたら、初めて「マシ」という言葉が考えられるようになった。

わが家の場合は、「長期入院」というもの。
どこからが「長期」というものになるかは、わかりませんが計1年半の入院は誰が見ても長期になるでしょう。

テレビでも「付き添いの辛さは!?」など報道がされることがあるかと思います。その「期間」までは、プライバシーの視点から報道されることはありませんが、テレビで報道されていることが、すべてではないことは確か。

・寝床が狭くて・・・
・ご飯がジャンクばっかりになる・・
・医療者の出入りで気疲れする

これはすべての付き添いに少なくとも共通するかと思います。

・入院の理由
・治療の中身
・入院期間

上の3項目は、裏にかくれた日の当たらない部分です。
人それぞれあり、悶々とするばかりではないでしょうか。

話したくても、話をわかってくれる人がいない。
長期入院の付き添いをしたものが、仲良しの中にいるかと言われたら、いない人が大多数でしょう。

だからわかってくれないと思い込み「気持ちに蓋」をして、辛さを加速させてしまう。

患者本人も辛いそれと同じくらい付き添い側もしんどいんです。

一番は、入院や付き添う場面が一切なくなるのが最善です。
でも実際に入院や付き添いになることがあります。
これは決してだれの責任でもないし、日頃の行いが悪かったからではない。

自分を責める必要ももちろんありません。
そして知らないからといってなんでも言って許されることもない

周囲はいかに、「平常心」「家と変わらず」生活やメンタルコントロールができるかが、重要になってきます。

周りはの方も是非普段と変わらない接し方をお願いします。

「普段」と変わらないということが、いかに大事かということ。

自分は普通(何もない)や「大丈夫。生きてる」とか前向きに思える。

なかなか難しいかと思いますが、よろしくお願いします。


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