2月15日
先日2月15日は「国際小児がんDAY」でした。
毎年この日は、自分の息子ががんを患ったことを改めて認識する特別な日でもあり、風化してはいけないという日でもある。
子供の死因のTOPが「小児がん」であります。
医療の進化により、今となっては治せる病気とも言われていますが、まだまだ根絶ができず、悲しい思いをするご家族が圧倒的に多いです。
克服して日常が送れても、「再発」という恐怖とは一生付き合っていかないことから、安心する人はいないことでしょう。
まだまだ「小児がん」という名前は昔より知られるようにはなりましたが、それでもまだまだ知らないことが多すぎる。
がんと言えば大人のがんをイメージすることが多く、子供のがんはイメージができないと思います。
子供の方が治りそう、薬もきつくなさそうとか思わないと思いますが、正直言って真逆です。
小児がんは悪性度が高いものが多く、使える薬は大人の薬よりもすくなかったりする。
小児のことだけが取り残されてるとは言いませんが、他国より遅れているのは紛れもない事実です。
いわゆる「ドラッグラグ」もそのひとつと言えます。
他国では使えるけど、日本では使えない・・・・
これが現実です
なにが辛いかと言えば数え切れませんが、入院だけでなく全てが一変して全く別世界に住んでいる感じです。
見た目からかわり、薬も飲んで、好きなこともできないし制限だらけの生活
これは経験したことのある家庭でないとわかりません。
だからといって自分たちは関係ないとおもっているかともおもいますが、自分たちもそうでした。
「いつだれがなるか分かりません」
それもどんなときになるかも、何歳でとかも一切わかりません。
明日は我が身かもわからない。
かからない保証はどこにもありませんが、もしお見かけしたり、困ってる方を目にしたら、お声掛けしてあげてください。
完璧に暗記して対応して・・ではなく、少しでも頭の中にあるだけで、打ち明けれたり、当事者たちは気持ちが軽くなります。
その小さなことでも知っているだけで本当に当事者たちは、その後の生活が全然違ってきます。
ゴールドリボン・小児がん
みなさんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。