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「生きること」をどう感じるか

生きてるだけで丸儲け

自分がnoteを書き始めてから言い続けている言葉。
そして息子が神経芽腫になって、強く思うようになった言葉。

ある日突然に、何気ない日常が病によって180℃違う世界になる。
我が子は生きるか死ぬかの狭間をさまよって、親もそんな姿を見ては心身憔悴しきって、毎日ある意味生死をさまよっていた。
※親は生き地獄である

そんな中いい意味で吹っ切れた言葉です。

生きてるだけで丸儲け


何とか病院でも、家と変わらない生活をさせてあげたい。
なんとか、栄養を取らせたい

でも「病院」という未知の環境で、困惑する我が子
冷静に考えたら、やらなければならないことが多すぎて、なにから手を付けていいか分からない中で、あるときフッと頭の中で・・・

なににせよ生きていればいい


この言葉が降りてきてからは、すべての生活をリセットした。

・朝起きれたからいいね
・ご飯食べれたからいいね
・薬飲めて偉いね
・お風呂入れたね
・夜寝られたから良かったね

ご飯全部食べさせないと、薬飲ませないと、先生来るから早く起きないと
こんな感じだった。

こんな感じでゆるく過ごしていったら、気持ちが楽になった。

誰に言われるのでもなく、心の中で自分の「軸」となっていた。

・見た目とか気にしないのか
・栄養が偏る
・きれいごとだろ
・なにが生きてればいいとか。。

まあこんな感じのことも言われたよね

まあ外野からの雑音はきっぱりシャットアウト(笑)

なんか言っとるわーくらいに適当に

ポイント聞いて必要ないところはスルーです。

じゃないとお先真っ暗な状態で、いつまで続くか分からない闘病生活は、身体が持ちません。

子の付き添い入院の裏側は、まだまだ表にはでていないことだらけ。

子はツライ・親もツライ、またその周りもツライ

連鎖式になっていて、すべてを破壊します。

それを付き添いする人だけで、到底抱えてきれません。

だから「生きていればいい」んです。

生活基準を最低レベルまで下げて、自分が今できることをしよう。
時間がかかってもいいし、人に助けを求めることももちろん。

生きてこの世にしがみついていこう。

その先に思い描いてる世界に行くために

かっこよくじゃなくていい、どんな形でもいい


付き添い入院の間に根強くなった感覚。
今は家に帰ってこれたので、少し形は変わりましたが、「軸」は変わらない

この発信で「笑える」「家での話の話題」とか「何これウケル」とか言ってもらえるとありがたいです。

もう生きてるだけで丸儲け!!!

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