お正月によく聞かれる筝曲「♪春の海」、流行ったきっかけがまさかのことだった
お正月三が日も終わり、今日から仕事始めという方も多いのではないでしょうか?
まだまだお正月気分が抜けず、今日一日はなかなか気分が乗りそうにもありません。
まだ耳には、お正月早々テレビから流れてくるに「♪春の海」のメロディーが残っています。
「♪春の海」と聞いても、ピンとこない人もいるかもしれませんが、その曲を聞けば、誰でも一度は聞いたことがある有名な筝曲です。
今では、お正月の定番となった「♪春の海」
元々は、皇居で行われる歌会始のお題にちなんで作られた曲だそうで、ここまで有名になったのには、ある意外なきっかけがあったからだそうです。
それは、「♪春の海」を大変気に入ったフランスのヴァイオリニストが、昭和7年作曲家 宮城道雄さんとの共演による演奏会が実現しました。
尺八のパートをヴァイオリンにアレンジしたこの2人の演奏を録音したレコードは大ヒットし、アメリカやフランスでも発売されるほどで、それが大きな転機となったようです。
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