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造幣局で製造されているのは日本の硬貨だけではなかった

日本のお金を製造しているところは、国立印刷局と造幣局です。

国立印刷局では、紙幣の他にも偽造防止の高い技術力を生かして、パスポートや切手などを製造しています。

造幣局では、500円、100円、50円、10円、5円、1円硬貨などの硬貨を作っていることが知られています。
ただ、造幣局の仕事はそれだけではありません。

公的第三者として、貴金属製品の製造又は販売をしている事業者の方々からの依頼に応じて、貴金属の純度を調べて、例えば、純度90%以上のプラチナ製であれば、通称「ホールマーク」という品位証明を打刻してその品位を証明しています。

この品位証明は。信頼も厚く貴金属製品の取引の安定と消費者保護に貢献しています。

そして、さらに造幣局の仕事はこれだけではありませんでした。
なんと、海外のお金の製造です。

バングラデシュで使われている2タカ貨幣を、2012年バングラデシュ政府から注文を受けた造幣局が5億枚をはじめとして、既に10カ国ものを貨幣を作っています。


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