真冬でも夏によくみられる南高北低の気圧配置になるとポカポカ陽気に
きのう(1月9日)、西日本の各地では3月並みのぽかぽか陽気になりました。
きのうの気圧配置を見ると、夏に多く見られる気圧配置。
北太平洋高気圧が日本および南方海上を覆い、低気圧が北方にある南高北低の形でした。
この南高北低は、夏によく見られ,次いで春に多い気圧配置。
気温の上がる型ですが,北方の前線付近では天気が悪く気温も低くなりやすい気圧配置です。
夏にこのような気圧配置になると、高温の晴天が続くことで知られていますが、真冬にも関わらずそんな気圧配置になったきのうは厳しい寒さは和らぎ、3月並みのぽかぽかとした陽気になりました。
日差しもたっぷりだった静岡県内の静岡と稲取では、なんと16.9℃まで上がりました。
その他、本州で16℃台になったのが、千葉の鴨川、和歌山の栗栖川で、ともに16.1℃となりました。
そんなぽかぽか陽気も長続きはせず、明日はぐずついた天気となり、その後は冬型の気圧配置になり、等圧線も狭く多くあるもので、西日本の平地でも積雪の恐れがあるなどの厳しい寒さが待ち受けているようです。
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