沖縄地方で過去にあった驚きの梅雨の期間とは
いよいよ沖縄では梅雨明けの知らせが入りました。
平年よりも1日早く、昨年よりも13日早い梅雨明けでした。
これで、梅雨前線は本州付近に停滞することが多くなり、本州ではこれからが梅雨本番となります。
今年の梅雨明け予想では、今年の梅雨明けは、平年より早い所が多いとされています。
九州・四国は7月上旬、中国~関東甲信は7月中旬、東北は7月下旬の予想です。
そんな梅雨明けですが、沖縄で過去観測された梅雨期間には驚きのものがありました。
それが、なんと11日間しか梅雨の期間がなかったというシーズンです。
沖縄の梅雨は、平年では42日間ですが、1963年はなんと11日間しかありませんでした。
これは、沖縄の梅雨の最短期間で6月4日に梅雨入りし、なんと15日には開けたのです。
たった11日間の梅雨とは、驚きですよね。
調べてみると、平年値の49%の降水量しか記録しておらず、水不足に見舞われていたと思われます。
ちなみに。その前年1962年は、5月3日に梅雨入りし、7月2日の梅雨明けまで60日間の最長期間(1975年にも観測して計2回)を観測しています。
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