沖縄ことば「なんくるないさ」なんとかなる、大丈夫とは違った本来の意味とは?
沖縄が大好きな人って、たくさんいますよね。
私もそのうちの一人です。
沖縄に旅行に行くと、日本とはいえ異国情緒あふれるムードさえ感じています。
沖縄の人たちと話していると、その独特なイントネーションさえ心地よく聞こえてきます。
また、さまざまな沖縄ことばも、その沖縄の魅力もかき立ててくれます。
空港に到着すると、到着ロビーには「めんそーれ」という看板が飛び込んできます。
そんな沖縄ことばの中で「なんくるないさ」という言葉を一度は聞いたことはがあると思います。
意味を聞かれると、ほとんどの方は「なんとかなる」「大丈夫」というイメージでとらえているいる方がほとんどだと思います。
しかし、本来の意味は、それとは違うものでした。
この「なんくるないさ」、実は省略された言葉で、本来は実はこれは省略された言葉で、本来は「まくとぅーそーけー なんくるないさ」と言います。
「まくとぅーそーけー」は、"真(のことをすれば" という意味で、「正しい行いには結果がついてくる」というのが本来の意味でした。
「なんくるないさ」は、努力している人、正しいことをしている人に対して励ますときに「なんくるないさ」つまりは、「何とかなる」と励ますのが正しい使い方だそうです。