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【覚えておきたい】大根おろしが辛くならない方法 辛い大根おろしも変身させる方法
これまでに大根おろしが辛くて食べられなかったことはありませんか
大根おろしは、いろいろな料理の場面に登場する薬味として人気です。
特に、秋の味覚の焼きさんまの横に添えられている大根おろし、またカラッと揚げられた天ぷらを天つゆとともにいただくときに添えられている大根おろしは食欲をそそります。
そんな大根おろしですが、ときに食べられないほどの辛さのものに出会う時がありますが、これにはちょっとした工夫でその辛さを抑えることが出来ます。
すでにおろされた大根おろしの辛みを抑える方法は次の通りです。
①大根おろしの辛味成分には揮発性があるため、すりたてがもっとも辛味が強く、時間が経つにつれて辛味が抜けていきます。
ですから、時間をおいておくと辛みはとれます。
②辛み成分は熱に弱いので、食べる前に電子レンジで数秒加熱すると辛味を抑えることができます。
③ちょっと時間に余裕がない時には、大根おろしにヨーグルトを混ぜることがオススメです。ヨーグルトの脂肪分が辛味を全部包み込んで辛みを優しくします。
ちなみに、大根おろしが辛くなるのは、おろすときに細胞が破壊されて、イソチオシアネートという辛み成分が発生するからです。ですから、この細胞を壊さないようにすれば、辛みを抑えることが出来るのです。
大根の繊維は縦に走っているので、その繊維に沿ってすりおろすと、細胞が壊れにくくなり辛味を抑えることができます。
大根の部位についても、辛さが違います。
先の部分は、虫に食べられるのを防ぐため最も辛い部分、逆に上の部分の辛さが弱いところです。