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秋を代表する植物「萩」名前の由来は?

「萩」は、秋の七草の1つです。

ところで「秋の七草」を言えますか?
萩、尾花(すすき)、葛、撫子、女郎花(おみなえし)、藤袴、桔梗
以上の7つです。

秋を代表する植物と聞かれて、どれくらいの人がいるでしょうか?
この秋の七草に入っていることからも、「萩」は秋を代表する花だとわかりますよね。

また、万葉集には様々な花の歌が出てくるのですが、「梅」が119首、「桜」は42首、それに対して「萩」の歌は、その2つを上回る141首です。
これを見ると、とても人気があったことが伺われますよね。
それこそ、秋を代表する植物だったのです。

そんな「萩」の名前の由来はご存知ですか?「萩」は、元々日本に自生していて、秋に開花して、冬には枯れてしまうんだそうです。
冬は葉は落ちてしまうのですが、茎は木質化といって、硬くはなるんですけれども、実は根の部分は生きているんだそうです。


その木質化した木を切ると、春に古い株から新しい芽が出るということで、非常に生命力の強い植物なのです。
「萩」の名前の由来は、いくつかあるのですが、古い株から芽を出す、芽が生えるということから「生芽」と書いて、「はえき」と読んでいて、そしてこれが「はぎ」に転じたという説が有力です。


そして「萩」という漢字は、秋を代表するということで、日本で作られたものだそうです。





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