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1月19日は「いい口の日」あの徳川家康が総入れ歯だった
1月19日は「1(い)」19(いく)ち」の語呂合わせで「いいくちの日」です。
口内環境に意識を向ける日ということです。
「8020運動」という80歳まで20本の歯を維持しようというものがありますが、日ごろから、歯は大切にしたいものです。
それでも、歯を失った場合に「入れ歯」という選択肢もあります。
この「入れ歯」は、現存する日本最古のものは室町時代のもので木で作られていました。
そんな「入れ歯」作りですが、江戸時代には「入れ歯師」という「入れ歯」を専門に作る人がいたそうです。
もともと仏師で、細かな仏像作りの技術が、「入れ歯」作りに生きたそうです。
江戸時代、そんな入れ歯を使っていたのが、なんとあの徳川家康です。
健康オタクで有名で、長生きしたことでも知られる家康ですが、晩年は総入れ歯だったと言われています。
江戸時代の入れ歯は、室町時代のものと違い、本物の人の歯を使って、ツゲの木を土台に使っていました。
ツゲの木は堅くて抗菌作用もあって、入れ歯の台としては最適だったようです。