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Ending or ended?あなたならどっち?

G’day! みなさま、こんにちは♪
今日はビジネスでよく使われる英語について、クイズです。

1. 2020年3月期って何という?

ビジネスで出てくる会計年度、「2020年3月期」の訳はどちらが正解でしょうか。

① Fiscal year ended March 31, 2020
② Fiscal year ending March 31, 2020

正解は、①です。上記2つとも文法的なミスはないのですが、何が違うかというと、「2020年3月期」をどの時点から見ているかです。今日は2020年7月1日ですから、当然本日時点から見て2020年3月期は3月31日に完了していますよね。
だから、endedを使っているのです。
それでは現時点から見て当期にあたる「2021年3月期」ならば、当期末が来年の2021年3月31日なので、まだ完了していないので、Fiscal year ending March 31, 2021とendingを使用します。たかが、edとingの違いですが、意外と翻訳家ミスあるあるで反映ミスしがちです。

2. 四半期累計期間と四半期会計期間?

さらに会計年度に関連する表記について、掘り下げてみましょう。
2020年3月期の「第2四半期累計期間」「第2四半期会計期間」(ただし2019年9月30日時点)これを英語でなんと表記しますか。
そもそも累計期間と会計期間の違いってなんだろう?って思った方もいたのではないでしょうか。その点も英語で表記すると分かりやすいです。企業によって様々な表記がありますが、ここでは一般的な表記をご紹介します。

第2四半期累計期間 → six months ended September 30, 2019
(期首2019年4月1日から2019年9月30日までの6ヶ月間(2四半期分)の累計期間)

第2四半期会計期間 → second quarter of the fiscal year ending March 31, 2020
(累計ではなく当該四半期3ヶ月分の期間(7月1日〜9月30日)のこと、現時点が2019年9月30日であり、2020年3月期末のMarch 31, 2020は未来日付なのでendingが使用される)

3.  年度はなんという?

さらにビジネスで使用される「2019年度」などは一般的に下記のような表現が使用されます。

Fiscal 2019
Fiscal year 2019
FY2019

おまけ

上半期 first half
下半期 second half
通期  full year

是非、英語のプレゼンなどで活用して見てくださいね♪ Cheers♪




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