【英語】聞き取れない?にはパターンがあった!
G’day! みなさま、こんにちは。
私は10代でオーストラリアに留学した当初、割と英語の成績もそんなに悪い方ではなかったので英語に自信があったのですが、実際にホストファミリーと話すとまぁ、全然聞き取れないことにショックを受けました。留学当初はかなり打ちのめされました(笑)当時はなんでだろうともがき苦しんでましたが、今振り返ってみると聞き取れなかった理由はいくつかあったのです。私のような経験をせず、みなさまには効率的かつ楽しんで英語学習を進められるよう、私が聞き取れなかったパターンをシェアしたいと思います。
① 単純に音声を認識できていない
知っている単語でもなぜか聞き取れなかったことありませんか。それは机の上の勉強に慣れている私たちが実際に発音して勉強していないからです。
英語は自分で正しく発音できる=【音を認識できる】=聞き取れるにつながっていきます。
17歳のときにホストブラザーに、この後どうするの?って聞かれたときに、分かりやすく単純な単語を使ってくれたのにもかかわらず、私は聞き取れなかったのです。彼はWhat’s your plan?と聞いてくれたのですが、planの発音が[plˈæn]と生のaの発音は私にとって耳慣れず、音声を認識できなかったのです。
また、ネイティブの英語の発音は辞書にあるようなはっきりとした発音ではなく、様々な音声変化を使用して会話をしており、それに慣れていないと聞き取れないのです。音声変化につきましては下記ノートをご覧くださいね。
② 単語の意味や文章構成を認識できていない
これは単語力と文の構成をわかっていなかったので、単純に理解できなかったパターンです。
上記に加えて自分で正しく発音できる=音を認識できる=【意味を認識できる】=聞き取れるようにになります。
今では笑い話ですが、ホストマザーに日本では中華鍋はよく使うの?と聞かれ、私は中華鍋の単語を知らず、お散歩に行けと言っているのかと思い、ドアを開けて外に出ようとして笑われたことがあります。そう中華鍋は英語でwokというのですが、私は完全にwalkと勘違いしてました。聞いた単語の意味を認識できなかったというパターンでした。
③ 単語も文章構成の音声及び意味の双方をその場では理解しているのに、ネイティブのセンテンスを聴き終わったときに何だったか覚えていない
これ、中級レベルあるあるかと思います。その場で単語の音や意味を理解しているのに、何故だか聞き終わった後に、あれ?なんだっけ?ってなることありませんか。それは、メンタリストDaiGoさんもよくおっしゃっていますが、ワーキングメモリーに関連しているからだそうです。
私たちの脳ってパソコンのメモリのように容量に限界があり、外国語を聞いているときは音を処理して、意味を処理して、もう頭の中のリソースをいっぱいいっぱいに使っているので、聴き終わったときの記憶は短期記憶に留めておく容量が残っているか次第です。
なので、その頭の中のリソースを目一杯使っている方は、この聴いた後でなんだっけ?という落とし穴に陥るのです。
でも、心配することなかれです。ワーキングメモリーはパソコンと同じで情報を圧縮ファイルにすれば、使えるリソースを増やすことができそうです。どうやって情報を圧縮するかというと、一説には英語を単語単語で捉えるのではなく、意味の切れ目のよい一つの塊(これを一説にはチャンクという)で捉えて理解すると脳のリソースを増やすことができるのです。そして短期記憶に落ちて、しっかりと会話の内容を覚えていることに繋がります。
理想的なリスニングとは、自分で正しく発音できる=音を認識できる=意味を認識できる=短期記憶に残る=聞き取れる!
ここでさらに重要なのは英語を聞いたら日本語の意味に置き換えるのではなく、なるべく英語は英語で理解やイメージすることで、脳のリソース使用量を削減することができます。
まとめ
いかがでしたか。私も留学当初にリスニングに苦しみましたが、無意識で自分で正しくネイティブのように発音を真似するようになって、さらに英語を英語で理解するようにしたら、数ヶ月後には気づいたら聞き取れるようになっていました。皆様も、是非英語は声に出してネイティブの発音を真似することを楽しみながら学んでください。そして、気づいたら聞き取れるようになっていると思いますよ。
Many thanks for reading my article. See you next time!