【Google先生はお友達】英訳=裏付け捜査隊になろう♪
G’day♪ みなさま、こんにちは! みなさまは、英語でこの言葉なんて言うんだろう?って質問を抱き辞書で引くことはよくあると思います。そして、知りたい言葉がなんと辞書に載っていなくて、痒いところに手が届かなくてがっかりしたことはありませんか。
英訳していると、日本語でも知らなかった言葉に遭遇し、調べると辞書に載っていない言葉や、この使い方で本当にあっているか不安な時があります。そして、そんな時はすかさず我らのお友達、いや、大先生とお呼びしましょうか、Google検索エンジンでリサーチします。
翻訳って英語力もさることながら、調査能力がかなり求められるお仕事であると私は考えており、つまり背景知識がなくても調査することによって、それを補えるという特典もあるのです。
私はビジネスチャンネルYouTuberのマナブくんをよく見るのですが、彼の名言に分からなかったら「まず、8時間ググれ」とおっしゃっており、大爆笑すると同時に感心しました。彼はそうやって努力して色々な知識を身につけたのだと思います。
流石に8時間ググることはかなり根気がいりますし目が疲れると思うので、今回は翻訳家が実際に使っているGoogle検索術をシェアしたいと思います。これを駆使すれば、様々な分野の専門的なことから日常生活で使われる表現まで調べることが可能です!
1. 完全一致検索 “”
調べたい用語をダブルクオテーション“”を付けて、検索すると完全一致する単語のみを検出。
例:企業合併などで使用される「重畳的債務引受」について完全一致検索で調べてみましょう。
2. AND検索 単語の間にスペースを入れる
調べたい単語の間にスペースを入れて検索をかけることで、複数のキーワード検索が可能なのは皆さんご存知ですよね。
例:「重畳的債務引受」の英訳をAND検索と完全一致検索を組み合わせて調べてみよう。“重畳的債務引受“ スペース 英語で検索
それらしい単語が検索に引っかかりました。黄色ハイライト箇所です。筆者は1番目のcumulative taking of obligation に違和感を感じたので、2番目のconcomitant assumption of the obligationを目星をつけ、これを中心にさらに検索をかけます。
3. ワイルドカード検索 *を使用
曖昧検索とも言いますが、文章や単語などで一部わからない箇所があったときに、その曖昧な箇所をアスタリスク*に置き換えて検索することが可能なのです。これを使用することにより、目星をつけた表現が他のところでも使用されているかどうかチェックすることができます。
例:concomitant assumption of以下にどのような単語が来るのかアスタリスクを使って調べてみましょう。
筆者はそれらしき単語を見つけることができました。concomitant assumption of liabilitiesっぽくないですか。
4. サイト内検索 site:●●
検索案件が日本国内の案件が検出されてしまうので、ここはサイト内検索を使用して、英語圏でも使用されるか見てみましょう。私はよくドメインで絞り込むためsite:usやsite:ukを使います。もちろん、特定のサイト内で検索したいなら、site:amazon.comなど色々組み合わせられますよ。
例:concomitant assumption ofとサイト検索を組み合わせてみましょう。
5. ファイルタイプ検索 filetype:●●
特定のファイルタイプのドキュメントで検索をかけたいときに、ファイルタイプ検索をかけます。企業のニュースリリースなどはpdfフォーマットが多いので、これで検出できます。
例:concomitant assumption ofとファイルタイプ検索を組み合わせてみましょう。
上記より、concomitant assumption of はよく使用される表現だと分かりました。あとは債務ですが、liabilitiesまたはobligationsで良いとおもいます。
まとめ
今回は翻訳家が使用しているGoogle検索術をご紹介しました。わからない単語に遭遇したら諦めずに、この検索方法を使用してみてください。きっと痒いところに手が届くはずですよ。最後までお読みいただきありがとうございます。Thanks heaps for reading my article! Your support means a lot to me! See you next time!