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オーストラリアの大学のここがいい🐨
G’day! みなさま、こんにちは。
オーストラリアの大学と聞いて、皆様は何を想像しますか。アメリカだったらドラマのキャンパスライフを想像しますが、オーストラリアとなると、あんまりイメージが湧かない方も多いのではないかと思います。
そこで、今回は英語ネタではなく、私が学生時代を過ごしたオーストラリアの大学について、良いところをシェアします。そして、思わぬ落とし穴もオマケとしてお伝えします。
1. 教育レベルが実は高い
オーストラリアの大学の数は日本ほど多くはなく(国公立39校、私立2校)、日本のような単科大学(college)ではなく、総合大学(university)がほとんどを占めています。大学数が少ないためか、大学も本当に勉強したい人が行くので、その年齢層も国籍も様々です。大学数が少ないのにもかかわらず、世界大学ランキンング(Times Higher Education)では200位以内に入っている大学が多いのも、その教育レベルの高さを表しています。
2. 学位と専攻、履修科目を柔軟に調整できる
オーストラリアの大学のとっても良いところは、その柔軟性です。私の友人は法学部と商学部のdouble degree courseで法学と商学の2つの学位が取れるコースをとっていました。
私自身も経済学とドイツ研究学のdouble major courseで専攻を2つ持っています。その他、他の大学の教科を履修して単位を認めてもらうことも可能なのです。とっても柔軟なので、学びたいことを追求するにはもってこいの環境なのです。
3. ダイバーシティに富んでいる
勉強したい人が大学に来ているので、学生も様々な国から、幅広い年齢層の人で溢れていますので、視野が広がります。オーストラリアは飛び級もあるので、私の同級生は下は17歳から上は50代までいました。
また、出身国は経済学や商学系はシンガポール人や香港人などアジア系が多く、ドイツ研究学などの文系になるとヨーロッパ系が多かったです。私はドイツ語を練習したかったので、ヨーロッパ系の学生と友達になり、交換レッスンしたりしてました。
4. 思わぬ落とし穴
オーストラリアの大学は勉強したい人には、本当に最高の環境だと思いますが、アサインメントやテストの内容は結構鬼です。いや、とてつもなく、えぐいです。その大変さゆえに社会人になってからも、学生時代の辛さに比べたら、全然余裕って思えちゃうくらいです。
アサインメントとしてのEssayの提出(同じ日に他の教科のEssayの提出日と被るともう大変!)やプレゼンに加え、中間・期末テストなどは持ち込み不可のEssay Writingを2時間の時間内で書き上げるという形式です。
経済学の教科では経済学の理論を用いて、質問に対し、2時間でEssayを書き上げるのですが、non-nativeの日本人には結構堪える内容です。なので、事前に経済学の理論を頭の中に叩き込んで、その理論を使って説明できるようノートに纏めていました。nativeがEssayをわーっと書き上げてるペンの音を聞くと焦りました。nativeが20ページくらい書き上げているなら、当時の私はせいぜい14ページくらいがやっとだったかもしれません。それでも量ではnativeには勝てないので質を上げようと理論は押さえておくように仕上げました。
そして、テストが終わっても安心できないのです。なぜならば、その合格ライン(pass)に達していないと、次のセメスターのコースに進めないというオチがあるのです。オーストラリアはセメスター制なのですが、第1セメスターで提供されるコースと第2セメスターで提供されるコースが違うのです。第2セメスターで提供されるコースには第1セメスターのコースを履修して合格していることが必須条件となっており、不合格ならば第2セメスターでそのコースは取れず、来年の第1セメスターになるまで待たねばならないのです。驚愕ですよね。
例えば経済学ではmicroeconomicsを第1セメスターで履修して合格していないと、第2セメスターのmacroeconomicsに進めず、そして2年生で履修するinternational economicsの必須条件はmicroeconomicsとmacroeconomimcsを履修し合格していることになってたりします。
オーストラリアの大学で卒業が難しいというのはテストやアサインメントの内容もそうなのですが、このコースを落とすと1年後まで再び履修可能になるのを待つということも、その要因にあるからです。私の周りでもコースを落として、卒業まで7年かかった人もいます💦そして、落とした単位を再履修となると、その分の授業料が追加になります。幸い、私は一度も単位を落としたことがないのですが、当時必死すぎて不思議な力が出ていたのか、どうやってsurviveできたのか思い出せません。
まとめ
いかがでしたか。今回は英語ネタとは離れて、オーストラリアの大学留学について私の経験をもとにお話いたしました。自然が多く、勉強が好きな人には本当に学びやすい環境なのでおすすめですよ。それと、様々な人と知り合えるので、それもかなり良かったです。しかも英語で専門性を勉強できるのは、まさに一石二鳥ですよね。あとはオーストラリアの大学で学ぶと、その内容の濃さから他のことに対してのキャパが広くなると私は実体験から感じました😁
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