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少年野球の監督をはじめました

はじめてのnote寄稿となります。
東京で少年野球の監督をしていますおっちーです。

息子が少年野球チームに所属しているのですが、そのチームは伝統的に、
「親子で最高の思い出を作る」
ということを掲げています。

そのため、いわゆるチーム固有の監督というのがおらず、その代の保護者の中から監督を出していくというのがルールです。

仕事も忙しい上に、僕自身の野球歴は小学校3-6年の間のみ。
チーム内にはもっと野球歴の深い人もいますから、適任ではないなぁと思っていました。

ただ、同時にどこかで「やってみたい」と思う自分もいました。

社会人になってからというもの、ひたすらにビジネスのスキルを追い求め、
誰にも負けない覚悟で仕事を突き詰めてきました。

40歳になり、一つまた違うステージにいく必要性を日常的に感じていました。
同時に、次のステージもまたビジネスなんだろうか、ということには疑問がありました。

我が家は3人兄弟の5人家族。
長女・次女・長男がおり、その長男が少年野球に所属しています。
長女・次女は思春期の真っ只中にあり、それでも家族への愛情を忘れず、
どれだけ大きくなっても、本当に珠のように可愛いです。

今日も一緒の時間の電車に乗る予定で、後ろから娘が追いかけてきたのですが、人目を憚らず、「パピー」と言いながら15歳になる娘が話しかけてきます。嬉しい。

それでもこの宝物たちも、あと10年もしない内に家を出ていくことになるだろうと思います。
僕が親として、何かをしてあげられる時間には限りがあります。

その時間を、今ビジネスに費やすんだろうか、と疑問に思っていたわけです。もっと家族や子どもたちに使いたい。それが偽らざる本音でした。

同時に、野球のプレー歴は短いものの、小さな頃から父に野球を教えられ、広島カープ一筋に育ってきました。
野球をやめても、ずっと見てきましたし、野球への愛は結構あるよな、という自覚もありました。

なので、俺なんかが無理だよな、という言葉とは裏腹に、やりたいと強く思っていたんだと思います。

紆余曲折を経て、自ら立候補し、僕がチームの監督を務めることになりました。

前途多難ではあるけれど、学生の時も、仕事の時も、簡単な道なんてありませんでしたし、大変な道の方が、自分が「大きく変わる」チャンスが眠っていますので、しばらくはここに全力で自分の力を注ぎたいと思っています。

人が集まり続けるチームづくり、を目標に掲げ
選手はもちろん、コーチや保護者という大人もこの活動が楽しいと感じ、
毎週末にグラウンドに足を運びたくなるようなチームを目指しています。


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