何とかなるさ!
気になっていた、宇宙飛行士の山崎直子さんが書かれた本。
NASAや国際宇宙ステーションはなじみがなかったが、『アメリカでは転職先にNASAが選ばれる』『宇宙飛行士は不規則で長時間、家を空けるため離婚率が高い』といった、体験者ならではの話には驚かされた。
山崎さんも、子育てを任せた夫が心の病気になったり、娘の子育てと宇宙飛行士の訓練や勉強で色々あったりしたが、表題にある通り、何とかなるさ!の気持ちや、同じ境遇の同僚たちの支えもあって任務を遂げていた。
さらに、女性が男性と同様に働く環境を作るには、女性だけではなく男性がサポートできる環境づくりが必要だという。
日本企業に求められているとともに、必要不可欠だと感じた。