週プレ感想文!No.17 オーラを感じるグラビア編
どうも、とりです。
オーラ。みなさま、ありますか?って、自分では分からないものですよね、きっと。私は「え、いつからそこにいたの?」なんて言われることがよくあるので、微塵もオーラがないと自覚しているのですが(ソンナコトナイヨ)、グラビアからオーラを感じると、一気にその子のことを好きになるから、オーラってあるに越したことはないんだろうなぁ。
「考えるな、感じろ!」ってことで、今週もグラビアの感想文を書いていきます〜〜〜!
でんぱ組.inc(小鳩りあ、空野青空、鹿目凛、根本凪) photo by Takeo Dec.
表紙&巻頭グラビアには新体制となったでんぱ組.incより小鳩りあさま、空野青空さま、鹿目凛さま、根本凪さまがご登場です!もともと6人組グループでご活動されていたでんぱ組.incでしたが(過去を辿るとメンバーの変動はもっとありますが)、今年2月、メンバーの成瀬瑛美さまがご卒業されたタイミングで、小鳩さま、空野さま含む5名が加入し、10人体制となることが発表されました。鹿目さまと根本さまは「ねもぺろ from でんぱ組.inc」コンビでさまざまなグラビア誌にご登場されているので、ご存知の方も多いはず!
さて、新体制となったでんぱ組.inc。一気に5人もの新メンバーが加入して、ガラリと雰囲気が変わった気がするけれど「萌えきゅんソングを世界にお届け」してくれるグループの世界観は変わっておりません。オタクという共通点で繋がる個性豊かなメンバーが増え、さらに深い沼となられたわけです。今後、もっとでんぱ組.incの活動の幅が広がりそうですね!
グラビアでは、でんぱ組らしくカラフルで巨大なおもちゃブロックとともに、明るく楽しげな様子が展開されています。4人それぞれがでんぱ組に加入するまでの過去を語ったインタビューも合わせて読むと、いろんな過去を背負いながらも、今こうして輝かしい活動を経て人々にエンタメを届けてくれている事実に、なんだかウルっときちゃいます。私もエンタメに救われてきた人間。こうして世代を超えて「でんぱ組」のコンセプトが紡がれていることを大切に感じていたいとすら思います。
幼少の頃に憧れたプリンセス、美少女戦士。強くて、かわいくて、カッコいい女の子。当時のピュアな正義のもと、好きを貫いていいんじゃないか。目の前にある好きなものたちは、誰かじゃない、私が好きでいることに意味があるんじゃないか。新体制のでんぱ組、そして週プレに登場している4人の笑顔から、そんな楽しいメッセージが伝わってきた気がします。
インタビューで語られている『W .W.D』。私も好きな曲なので、是非聞いてみてください〜〜〜
写真はTakeo Dec.さんです!4人の楽しげで賑やかなグラビアを、安定感のあるカメラワークで撮られております。無邪気さと美しさ。その両方をポジティブに捉え、読者ごと元気な世界へと誘ってくれるような。ときに真面目に、ときに遊びながら、生きていきたいものですねぇ。
光野有菜 photo by 彦坂栄治
続いては、「制コレ'20」でグランプリを獲得された光野有菜さまです!週プレには以前「制コレ'20」メンバー(塚田百々花さま、蓼沼優衣さまとともに)でご登場されておりましたが、ソロでのご登場は今回が初です!
これまで『ヤングジャンプ』などの漫画誌グラビアで見る機会の多かった光野さま(そもそも、グラビア経験もまだ多くない)ですが、落ち着いたムードのなか、柔らかい光に包まれることでこうも印象が変わるとは。もとは、「女子高生ミスコン2019」の全国ファイナル審査で開催された特別企画「会場当日SNAP審査~日本一かわいい女子高生を決める会場内で一番可愛い女子高生は誰だ!?~」で偶然グランプリに選ばれたシンデレラガールなんですよね。原石は光る。このグラビア、美しすぎて息を飲んじゃいました。
希望。光野さまのグラビアを見て、頭によぎった言葉です。人それぞれ個性があって、グラビアに限らず、そのキャラクターをオープンにして活動している人がたくさんいるなかで、個性を掴みきれない光野さまを見ていると、その余白にさまざまな希望を抱いてしまいます。いろんな情報を知りすぎてしまう現代において、このような余白を求めていた部分があったのかもしれない。完全に見る側のエゴかもしれませんが、彼女に理想を投影するという意味ではなくて、少しずつ明かされてく彼女自身の魅力に触れられるのが、私にとっては希望のようなものだと感じてしまうのです(大袈裟だなぁ)!
――最後に、これだけは言っておきたいということはあります?
光野 私、学校ではこういう感じじゃないんです。もっとうるさい。
――今はちょっと抑えてる。
光野 はい。だから学校の友達に、雑誌とかYouTubeとか見られると、すごく笑われます。「何これ」みたいな。
ポソポソとしたインタビューが、光野さまらしい。「もっとうるさい」。一体どんな子なんだろう?と、次のグラビアが気になって仕方がない。これこそ希望。光の暖かさだけがリアルに胸に残ります。
写真は彦坂栄治さんです!その人が纏うオーラと、その場の空気感を大事に写真に残してくれる彦坂さん。光野さまの希望に満ちた余白を視覚的にもしっかりと感じさせてくれるグラビアに、ますます光野さまの秘めたるポテンシャルに釘付けになりました。これからがとても楽しみです!
渡邉幸愛(SUPER☆GiRLS) photo by Takeo Dec.
お次は、今年6月にアイドルグループ「SUPER☆GiRLS(スパガ)」をご卒業される渡邉幸愛さまです!2014年に加入してから約7年間、当初は15歳だった渡邉さまですが、スパガのメンバーとして青春を駆け抜けられ、現在は5代目リーダーとしてグループを牽引されております。
7年間というと、単純計算で、小学校に入学した子どもが中学校に入学しているってことですから、相当長い年月ですよね。まさに駆け抜けたって言葉がピタリとハマる気がします。その間、何を見て、何を感じてきたのか。きっと語りきれないほどのエピソードがあって、ご本人すら忘れしまっている瞬間もあるだろうけれど、卒業に向けて華やかな笑顔を見せてくれていることが、ただただ嬉しい事実です。久々のグラビアながら、その姿は見事にお美しい。
7年と聞くととても濃厚だけれど、同じ時間を過ごしていても、1年間で経験することの量は人それぞれ違っているからこそ、同じ1年でも、やはり自分にとって濃度の高い時間を過ごしたいと思うものです。その濃ゆい経験が、人としての厚みを出して、魅力を膨らませていくはずだから。濃ゆい経験とは活発に動くことが全てではなく、自分の好きなものにとことん触れたり、好きなアーティストのアルバムを毎日聴いて、毎日なにかを感じたりするのでもいい(仕事からは逃れられないけれど)。渡邉さまから感じられる分厚いオーラは、濃ゆい経験の積み重ねで作られたものなんだろうなぁ。
私は5代目リーダーとして、ひたすら強がっていましたね。浅川や(溝手)るかちゃんが心配して声をかけてくれても、めっちゃポジティブな言葉ばかり言っていました。でも、実はストレスで口の中は口内炎だらけ(笑)。
ストレスで口内炎できるのめっちゃ分かる(笑)。周りには分からないからこそ、黙って平気なフリしちゃうのも。さあ、卒業までラスト3ヶ月。幸せな気持ちで走り抜けて欲しいな。
写真はTakeo Dec.さんです!空間を、渡邉さまから放たれるオーラに委ねられたシンプルなグラビア。リアルに渡邉幸愛という存在に向き合っているような気持ちになれます。7年間の活動は、必ず渡邉さまの糧になる。というか、もう既になっている。そう感じさせるオーラに、日々を懸命に生きていくことの大切さを改めて教えてもらった気がします。
フミカ photo by 沢渡朔
センターグラビアは「国民的巨乳のお姉さん」ことフミカさまです!待望の週プレ初グラビアですね(パチパチ)。「第50回ミス日本コンテスト2018」ファイナリストの経歴を持つフミカさまは、ひと目見ただけで圧倒されるスタイルを携えて、グラビア界に突如として現れた国民的お姉さん!先月、ファースト写真集『桃色空気』を発売され、『農家の嫁は、取り扱い注意!』なる主演映画も公開されました。まさに今大注目のお姉さんです!
……お姉さんという言葉がしっくりきすぎて、ついついお姉さんと呼びたくなります。ああ、お姉さん。
絵に描いたような美しき軟体。女体好きの血が騒ぎます。柔らかさもさることながら、絶妙に筋肉質で、絶妙にふくよかで、スパンっと直感的なインパクトを与えてくれています。女体の何が好きかと言うと、そのユニークな形。見る角度によって「なぜそうなるの!?」があったり、見せ方によって「そんな風にもなるの!?」があったりするのがとにかく楽しいんです。女の子の人生や気持ちに思いを馳せるグラビアもいいけれど、フミカさまのグラビアはシンプルで、純粋な気持ちで楽しめるのが最高。肌の色に見られるグラデーションも美しすぎる。
「ヌード=開放感」とは言い切れないけれど、そこには本物の命やリアルな生活を感じます。自分だけの皮膚。肌。温かさ。言葉で気持ちを伝えるには相当な手間と時間がかかるし、場合によっては誤解されることもあって、事細かに言葉を連ねすぎると自分でも訳が分からなくなってしまいます。気持ちというものは、一過性で曖昧なものだからだろうか。けれども写真は、曖昧な感覚を高い鮮度のまま残してくれることがあるんですよね。
私が感じた、曖昧な気持ち。柔らかく生きるってこと。グラビアをじっくり見終わった後、ほんの少しフミカさまの肌に触れた感触が手元に残りました。まあ要するに「Don't think! Feel.」です(笑)。
写真は沢渡朔さんです!巨匠すぎて、何と言葉を並べればよいのやら……(ドキドキ)。ただ週プレで、というより雑誌のグラビアで、沢渡さんの写真が見られることがあるとは思っていなかったので、純粋に嬉しかったです。フミカさまの美しさにも圧倒されたけれど、体で感じるものが多くて、血液の流れが早くなった気がします。フミカさま、本当によきカメラマンさんに撮っていただいているなぁ。
小貫莉奈 photo by 中山雅文
巻末グラビアは、1年4ヶ月ぶりのご登場になります小貫莉奈さまです!前回のご登場は、2019年の12月。まだ18歳だった頃に初の水着グラビアを撮り下ろされていました。「超十代オーディション2017」でグランプリを獲得され、ロックバンド「サイダーガール」4代目イメージキャラクターとしても活躍中の10頭身”女子大生”モデル。女子高生だった小貫さまのご成長を感じます。
ちなみに前回ご登場された際のグラビアがこちら。どこか今より幼く見えます。たった1年4ヶ月、されど1年4ヶ月。部活動に汗を流していた少女が、夢見る将来のために一歩踏み出したラストティーン。成人することが大人の始まりってわけではないけれど(20歳を超えても私はまだまだガキンチョだし……)、19歳の頃、頑張って大人になる心構えをしていたような記憶があります。けれど小貫さまはそんな準備もいらぬほど、大人っぽい雰囲気が溢れ出ていて、前回以上に見惚れるグラビアになっていると感じました。
長い脚、スラッと引き締まったクビレ。憧れだった部活の先輩が、卒業してから一年経って久々に部活に顔を出してくれたと思ったら、おしゃれなファッションに身を包んでいて、一気に大人っぽくなったと感じたあの感覚……。「だって先輩、19歳でしょ。来年20歳でしょ。そりゃ大人だよ」みたいな。そんな色っぽさを感じました(伝わるかしら?)。
けれども、小貫さまの進化はきっとまだまだこれから。「ガールズコレクション」に出るなど、モデルとしても活動されているので、そのスタイルのよさを活かして、どんどん大きな存在になって欲しいなぁ。
写真は中山雅文さんです!静かに、けれど確かに、小貫さまの影を落としてくれています。あの頃があったから今があって、今があるからこれからがあって。そんな人生の、ほんの瞬間。みんな一期一会だけれど、出会えてよかったよね。そんな交わりに感謝したくなるグラビアでした。
神南里奈 photo by 細居幸次郎
お次は、週プレ初登場の神南里奈さまです!現在放送中の特撮ドラマ『ガールガンレディ』に出演、また6月4日公開の映画『胸が鳴るのは君のせい』にも出演される期待度ナンバーワン女優さん。ちょっとした仕草の違いで印象がガラリと変わるグラビア。誌面のなかにいるのに、少しずつ背景が動いていくような。そんなドラマを感じました。
――神南さんは出身地の宮城で、2011年の震災を経験しているんですよね。
神南 小学校4年生のときでした。震災後は、サンドウィッチマンさんや吉田沙保里さんが支援に来てくれたんです。知っていた景色が地震で全部変わってしまったなかで、これを現実だと思いたくないと考えていたときに、テレビでずっと見てきた人に会えて、「私たちちゃんと生きてるんだ」っていう気持ちになれました。
有名人に会えてすごいっていう気持ちもあったけど、会えてホッとしたというか。私たちは現実に生活してるんだって。
――大きな経験ですね。
神南 藤原紀香さんを見たときは衝撃的でした、なんてきれいな人なんだろうって。そこで、人を励ませるのはいいなと思いました。いるだけで人を笑顔にできるってすごいなって。そのときはまだ芸能人になりたいとは思わなかったけど、そういう人になりたいなと思いました。
インタビューで語られていた言葉が素敵だったので、是非ともリンクから飛んで読んでいただきたいです!芸能人であってもなくても、会えるだけで幸せな気持ちになれる人というのがいて、私も誰かのそんな人になれていたら嬉しいな、なんて思ったりしていたけれど、芸能人の方たちは、多くの人たちを幸せな気持ちにさせる存在なんだということを、神南さまのインタビューを読んで実感しました。最近はSNSやYouTubeの普及で芸能人との距離が近くなったような気がするけれど、イベントやコンサートで憧れの芸能人を見たときのピリリとしたトキメキはやはり特別だ。私も最近、芸能人ではないけれど、憧れの人にお会いしてトキメキを体感しましたが、存在として憧れる人はみな、自分の好きなことに夢中な人たちだな〜って思うから、私もそうありたいです(小並感)。
そして神南さまは、きっと「いるだけでみんなを笑顔にできる人」になれるとも思いました。素朴で、真っ直ぐで、屈託のない笑顔。ほんのちょっとのことでは折れない強いハートと、相手を思いやれる優しい心。グラビアを見ただけで何が分かるんだいって感じだけど、神南さまのお人柄がほんのり伝わってきたんです。神南さま、とてもキラキラしておられますよ。
写真は細居幸次郎さんです!いろんな神南さまのお姿が並べられたグラビア。じっくりゆっくり、たくさんの神南さまと触れ合われたのが伝わってきます。少しずつ紐解いていく神南さまのオーラ。可能性は、どこから本物の力となって世に出てくるか分からないものです。
西山野園美&西山乃利子 photo by 小塚毅之
最後は美人な西山姉妹のお二人!向かって右側がお姉さんの西山野園美さま、左側が妹の西山乃利子さまです!貧乏で陰キャな姉とSNSの総フォロワー数が70万人を超えるセレブで陽キャな妹という凸凹姉妹でもあるお二人。歳の差、7歳。似たような雰囲気を漂わせながらも、知れば知るほど似ていなさが浮かび上がってきます。ゾクゾクしちゃう、不思議な姉妹。
もともと同じアイドルグループに所属(妹の乃利子さまが後から加入する形で)していたようで、仲が悪かった時期もあったのだとか。落語家を目指されているという野園美さまと、マルタに短期の語学留学中だという乃利子さまは、キッパリ分断できるほどの真反対姉妹であるにも関わらず、現在は一緒にYouTubeをやるほどの仲になられたようです(ヨカッタ)。姉妹の絆ってやつでしょうか。
そして、見よ。このヒップ!最高にカッコいい。同じ姉妹でも全然違う。けれどやっぱり、似ているところもある。知れば知るほど浮かび上がってきた似ていなさが、徐々にまた結びついて「なんだかんだ似てるじゃない」になっていく。私はひとりっ子なもので、最近こういった仲良し姉妹に憧れることがちょいちょいあります。互いに10代だった頃は喧嘩ばかりしていたけれど、20代を超えて友達のように仲良くなったみたいなケース、あるあるなんですかね?友達のようでありながら家族だという唯一無二の関係性。とても羨ましい!!仲良し姉妹ゆえふたりの絡み合いにドキドキするグラビアでした〜!(幼少期、兄か姉がほしくて泣いたことがあったな〜。上はもう無理と言われたな〜。)
写真は小塚毅之さんです!好きなカメラマンさんの写真は、クレジットを見ずとも心惹かれるものがありますが、小塚さんの写真はすぐに「小塚さんだ!」と気がつきますね。私は女体のなかでも特にお尻が好きで、小塚さんのお尻の撮り方が本当に大好きなんです。先月、お胸にフォーカスをあてた「コレクションイン フィニティ」なる写真集を出されていましたが、第二弾ヒップを密かに期待しております……!
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以上です!
冒頭からオーラ、オーラとすみません。が、今週のグラビアは、オーラを感じる方が多い印象を受けたのです。新人ゆえのオーラもあれば、長年培ったオーラもあって、ワクワクしっぱなしのグラビアでした。
私も、そこにいるだけでパッと空気が明るくなるような、華やかさのあるオーラが出せるようになりたいな(まずは存在感から出していかないと……)。書きながらでんぱ組の曲をたくさん聴いて、気分がカラフルなので、最後に一曲貼り付けておきます。
そして来週は、前回インタビューを担当させてもらった小山リーナさまの表紙号です!楽しみ〜〜〜(↓前回のインタビュー)
そして、そして!週プレのサブスクサービス「週プレ プラス!」にてコラムを連載させてもらっています。女子グラでご一緒させてもらっている金髪りささんとグラビアの女の子について語っているので(川津明日香さま、華村あすかさまについて語らせてもらっています)よければご一読を〜〜〜!ってか、めちゃくちゃお得なサービスすぎて驚いているので、登録した方がいいです(リアルに個人的な感想です!)
それでは!
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