週プレ感想文!No.49 強えぞNMB48なグラビア編
NMB48 10周年!!!
どうも、とりです!今週の週プレは豪華なNMB48グラビアジャック号〜!上西怜さまの1st写真集『水の温度』発売とNMB48 10周年を記念した、隅から隅までNMB48号です!!!
表紙から伝わる凄いラインナップ!個人的な話、48グループの中で唯一オーディションから見ていたのがNMB48で、大阪難波が拠点で地元が近いことから凄く親近感を持っていたグループでした。もう10周年かぁ、と感慨深い想いに耽っちゃうし、残る一期生は卒業を発表している吉田朱里さまとラスト一人に残った白間美瑠さまのみで、グループは大きく動いているんだなぁと実感しました。
ではでは早速、今週のグラビア感想文を綴っていきます〜!
上西怜 photo by 佐藤佑一
まず!表紙&巻頭グラビアは11月25日に1st写真集『水の温度』を発売される上西怜さまです!眩い瑞々しさ。写真から感じられる等身大の存在感。頭の天辺から足の爪先までが、圧倒的にアイドルだ。
10代のうちに写真集を出すと言う夢が叶った本作。その青春のページを、週プレでチラリと見せてくれている。非常に尊い。
何が彼女の眩しさなのだろうか。透き通った声は川のせせらぎのようで、風になびく髪は穏やかに揺れる波のようで、丸い瞳は海底に沈む真珠のようで。誰に対しても平等に存在してくれていることに感謝したいし、どうにかこうにか、この透明感を守りたい。そこには強い潮が流れていて、悪い言霊を全て洗い流す洗浄作用がある。きっとそう。
大人の心を、あのときの、あの青春時代の青臭い心に戻してくれる洗浄作用。それは、若さに宿るものでもないし、手に入れようとして入れられるものでもない。天から授かりし財産。その瞳に見つめられたら最後、あの夏を思い出す。そのときの温もりを実際に手に感じながら、思い出と今を錯覚して、涙したり、ニヤケたりする。グラビアが呼び起こす、不思議な体験。
付録のDVDがこれまた可愛い。「青春の38分」。一問一答の質問コーナーに撮影のメイキングなどなど。写真集と一緒に見たい上西さまの今の全てが詰まっております。くぅ……!!
撮影は佐藤佑一さん。上西さまの今を追いながら、一緒に過去のあらゆる思い出を感じ取りながら撮ったかのような、どこか懐かしく、あたたかかく、優しい写真だと感じました。瑞々しい上西さまの魅力を、明るく可愛く、ときに切なく。グラビアはドラマだし、写真集は記録。きっと素敵な写真集に仕上がっていると思うし、数年後にまた見返したくなるような淡さを秘めている気がします。奥深い世界観。
吉田朱里 photo by 松岡一哲
続いてはグループ卒業を発表しておられる吉田朱里さま!10月25日に大阪城ホールにて卒業コンサート「さよならピンクさよならアイドル」を開催(本誌にレポありです!)され、11月18日にはNMB48ラスト参加シングルであり初のセンター曲である「恋なんかNo thank you!」を発売されました!
吉田さまといえば、アイドル活動として並行して更新されていたYouTubeが有名。YouTuber・アカリンとして、メイクや美容などの女子力動画を多数更新されており、チャンネル登録者数は現在80万人を突破されております。
今や、多くのアイドルや女優さんがメイク動画をあげられているけれど、吉田さまがYouTubeを始められた当初、現役のアイドルが”すっぴんからアイドルフェイスになるまでの過程”を見せてくれていたのは、なかなかに新鮮なことだったと思う。見せる部分と見せない部分。恋の駆け引きのように、アイドルは何を見せて親近感を持ってもらうか、何を見せずに気になる存在で居られるかが凄く重要だと思っていたんだけれど、吉田さまが自分の好きなメイクや美容について語るとき、そんな駆け引きなどもはや関係ない。ただただ自分の好きなものを語り、アイドルのファン層とはまた別の層に訴えかけるコンテンツを作り上げた。吉田さまに限らず、NMBのメンバーは良い意味でガッツリしている。可愛いのに、みんな勇ましい。吉田さまも、漏れなくそのうちの一人だと思う。
YouTuberとしてのイメージも強いけれど、NMB48の一員として、アイドルとしてグラビアに写る吉田さまは、YouTuberのアカリンとはまた違う、完璧なアイドルだ。それでいて、やっぱりYouTuberのアカリンでもある。それはきっと、どちらも本物で、内側から溢れ出る自分自身なんだと思う。可愛くて、女子力高くて、女の子が憧れる女の子。誌面では、吉田さまのカッコ良いグラビアも見れて、私はもう大大大満足です。きっとまた、どこかで。松岡一哲さんが閉じ込めてくれた宝石のような時間。何かが終わり、何かが始まる嬉しさ。どこまでも飛んでいけるような気がしてくる。
山本彩加・梅山恋和・塩月希依音 photo by YOROKOBI
続いて!NMB48 チームBⅡのフレッシュな美少女トリオ!山本彩加さま、梅山恋和さま、塩月希依音さまですー!可愛すぎるでしょう!!!
なんだかんだ言って、現役高校生の制服姿に勝るものはないですな!まだおぼつかない足取りで3人が互いに手を取り合って坂道を登る眩いカット。大きな坂も夢への道筋。卒業していく吉田さまに続き、NMB48の舞台で前進しようと前を向く3名の姿がまた、アイドルの面白さを感じさせる。
同じグループのメンバーであり、友達であり、家族であり、ライバルであり。一言では言い表せられない、絶妙な関係性。無邪気に遊んでプリーツを揺らす昼中。太陽はいつでも見方とは限らない。どこまでも道が続いていて、流れるように時間が進んでいくなんてこと、当然のようだけど奇跡なのだ。
隣で支え合える喜び。涙を流したときには静かに拭ってくれて、笑顔が溢れたときには大きく受け止めて一緒に笑ってくれる。孤独と向き合いながらも手を繋ぐ青春の光。大丈夫。みんなそれぞれが美しくて最高だから。親心を芽生えさせるようなYOROKOBIさんのストレートな写真に、ちょっぴりお節介な言葉が湧き上がってくる。だけど、そんな言葉も遠く彼方。彼女たちの笑い声だけが高らかに響く。ここで出会えて良かったと思わせてくれる有難きグラビアです。
白間美瑠 photo by 栗山秀作
センターグラビアお一人目は白間美瑠さまです!あぁ、なんてカッコいいんだろう!さっすが白間さまと唸ってしまうほどのグラビアンなポージングからのスタート。セクシーは、明るい場所でこそトキメキを生む。白間さまのグラビアは、メラメラとした美しさがあるから好きなんだ。
「てっぺんとったんで!」まさにそんな心意気が見える。グラビアにはいろんな形があっていろんな気持ちがあるけれど、そこにかける想いの強さは素直に誌面に写る。白間さまはいつもそう、全力全開の、色っぽくて可愛いグラビアを見せてくれる。
スタンダードな白ランジェリー。胸元がはだけたハイレグニット。魅惑的なあざとさ。6Pのなかで、ぐらぐらと視界を動かしながら、届きそうで届かない距離感を保つ白間さまに手を伸ばしてしまいたくなる。
写真は栗山秀作さん。栗山さんの写真は人間味があって好きだ。たくさん感情移入できるし、クッキリとその子の良い部分が見えたかと思うと、想像していなかった展開が訪れることがあって、「この子はコレが良い」と決めつけていない感じがする。
既にたくさんグラビアを飾ってきた白間さまだけど、一回一回が挑戦であり、確認であると思う。誰が自分をどんな風に写してくれるのだろうか。どんなグラビアに仕上がるのだろうか。私は白間美瑠だ、間違いないと、自信と期待を混ぜ合わせたような生き生きとした表情に、毎度毎度魅了される。NMBジャック号だからだろうか。少しホームグラウンド感のある緩い表情も見せてくれているのが印象的。これからも、グラビアで出会いたい。そんな存在。
横野すみれ photo by 松岡一哲
センターグラビアお二人目は横野すみれさま!お一人目の白間美瑠さまと肩を並べる勢いで人気の高いNMB48のグラビアクイーン。
センターグラビアのお二人の掲載の間に、お二人が一緒に写ったカットがあるんだけど、凄くカッコよくて!!!やっぱこの二人だな〜〜!と、普段グラビアでも拝見している分、どこか誇らしい気持ちになりました。えっへん
横野さま、12月16日に1st写真集『あなたの横の』を発売されるのでこちらも注目。今回のグラビアカットは写真集と関係ないものだけれど、横野さまの華奢な儚さが、ガン!と意志を持って胸に響いてくるグラビアとなっていて、松岡一哲さんの撮る写真集も見てみたいと率直に感じました。
松岡さんの写真ってどうしてこう、美しいんでしょう。流れていく時間を、もう2度と取り戻せない瞬間を、優しく、鮮度を保ったまま閉じ込めてくれる。清楚に、ヤンチャに、気まぐれに。そんな横野さまの多彩な表情の全てが愛おしい。
何が正しくて、何が間違っているのか。いつも正解を追い求めてしまうけれど、本当は直感こそが正解なのかもしれない。白間さまとはまた違った色のメラメラ感。そこにカメラがあるから写るし、そこにファンがいるから魅せるし、楽しいから、やりたいから、やる。そんなシンプルさが覚悟となって、大きくなる。カッコいい。儚いけど逞しい。そんな横野さまの、貴重な瞬間。
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白間さまと横野さまのダブルインタビューが楽しすぎるので読んでほしいです。こちらの感想は、インタビューを読む前に書いたものなんですけど、インタビューを読んだらまた違った見え方にもなってきたのでグラビアって奥が深い(笑)。たくさん騙されるし、たくさん勝手に感じさせてもらっているけれど、それがまた、全く違う何かになることもあるから、言葉のあるグラビアは楽しい。ああ、楽しい。
安部若菜 photo by 岡本武志
巻末グラビアは、初ソロ撮り下ろしグラビア4連チャン!まずお一人目は安部若菜さまです!安部さまは、今年の1月に正規メンバーに昇格した期待のルーキーで、最新シングルであり吉田朱里さまの卒業シングルでもある『恋なんかNo thank you!』で初選抜入りを果たされました!
”関西の某有名私大に通う”現役女子大生の安部さま。現在はリモートで授業を受けていることから、大学内で安部さまがアイドルだということを知っている人はいないんだとか。何、その、状況!!!楽しい(笑)
そんな安部さまの初撮り下ろしグラビアは、真っ直ぐすぎる瞳ゆえに直視できないもどかしさがあります。だけれど、岡本武志さんの写真が、まるで漫画の一コマのような見事な絵に仕上げてくれていて、ページをめくるたびにドキドキの純度が上がります。
一気に抱く興味関心。彼女の笑顔はどこを向いているのだろうか。まだまだ未知数な笑顔を照らすのは、どんな夢や憧れだろうか。安部さまのことを知りたくて知りたくて、仕方がない。「私、アイドルなんだ」って同じ学部の人に話をしても、きっと安部さまはどこまでも安部さまらしい笑顔で会話を楽しんでいるんだろうな。早く大学に通えるようになると良いな。一気に惹かれた、不思議なオーラのある安部若菜さまのグラビアでした!
新澤菜央 photo by 佐藤裕之
続いては、チームBII所属の新澤菜央さまです!新澤さま、自身のTwitterで「#毎日彼女」のハッシュタグをつけ、彼女感溢れる動画を公開しておられるんですが、これがまた可愛い。
クゥ、かなりの完成度!!そんな新澤さまの初撮り下ろしグラビアは、まさに彼女感溢れる柔らかいカットが満載です!可愛い彼女が部屋に住み着いたら、こんな感じなのかな……?そんな妄想膨らむリアルなカットに、幸せ度数が急上昇。猫のように気まぐれで、犬のように甘えん坊で、ウサギのように寂しん坊で。
部屋を照らす光は、いつも以上に希望に満ちている。目の前にいるだけで、優しい目で世界を見ることができる。例えそれが擬似的な恋愛だったとしても、こんなふうに気持ちが前を向くのであれば、少しばかりその恋心に酔いしれてみても良いかもしれない。
写真は佐藤裕之さん。光が綺麗に写る白い部屋で、白い下着の、白い彼女。この純白な世界観を、清らかに写してくれています。気持ちが明るく、前向きになるグラビアでした!
原かれん photo by HIROKAZU
続いて、三人目はチームBIIの原かれんさま!原さまも安部若菜さま同様に、今年の元旦に正規メンバーに昇格されたお一人です。
「#ぴろぴろてっぺんへの珍道中」とはなんぞや(笑)と、そこはあえて突っ込まず、この不思議な世界観と美少女性に注目したい。グラビアの舞台はレトロな和室。畳、小さな浴槽。都会のお嬢さまが、田舎の小さな宿に泊まりに来たような異空間。きっと謎の合言葉「ぴろぴろ」が、どんな場所も不思議な原さまワールドに変えてしまうんじゃないだろうか。もっともっと、おかしな場所で撮ってみてほしい。どこかで馴染みのある風景がおかしな方向にいくんじゃないかって、そんなおかしな期待をしてしまう。
豊かな表情をコロコロ見せておられて、撮影を楽しんでいるのが伝わってきました。そんな原さまの可愛くて愛おしい瞬間を逃さず捉えるカメラマンのHIROKAZUさん。不思議な魅力が溢れまくっているグラビアでしたー!!
菖蒲まりん photo by 藤本和典
さて、NMB48グラビアジャックのラストを飾るのはチームNの菖蒲まりんさまです!菖蒲さまも今年の元旦に正規メンバーに昇格されました!菖蒲さま、NMB48のメンバーではありますが、ご出身は北海道だそう。適当言いやがって!と思われるかもしれませんが、何となく道民の肌質をされているなと率直に感じましたね(ドヤ)雪に強い艶というかハリというか(ドヤ)だけれど、関西弁がうつりつつあるらしいです。そんなこともあるんですね〜
「人を幸せにすること」を目標に掲げるスーパースター。アイドルになるために生まれてきたような志に、グッと胸を掴まれます。藤本和典さんが撮る淡い写真が、菖蒲さまの優しさや明るさを、滑らかに写してくれています。
優しいって何だ。幸せって何だ。そんなひねくれた考えが、頭をよぎることもあるけれど、感情は複雑に見えて単純なはずなんだ。それでも言葉がうまく伝わらなかったり、すれ違ってしまったり、どうしても折が合わないことだってあるんだけど、でもきっと、シンプルに「一緒に過ごせた時間にありがとう」と思う気持ちを持つことができたら、相手の心のどこかに響くと思うんだ。菖蒲さまがどんなふうに「幸せ」を見ているのか、深いところまでは分からないけれど、「幸せ」を運ぶも産むも、自分を信じるほかない。
菖蒲さまの優しさと、真っ直さと、シンプルで深い愛情を強く感じたグラビア。今はマスク越しに笑顔を見せるしかないご時世だけれど、それでもきっと幸せは育み合えるし、幸せに希望を託すことだってできる。最後の最後に、心温まるグラビアでした〜!
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以上です!!!!
全体を通して感じたこと。NMB48の熱くて熱くてハートフルな明るさが、心にたくさん染みました!!!!僕らのユリイカ。アイドルっていろいろあるんだけど、あるんだろうけど、NMBは無敵で強くて可愛くてカッコいい。改めてそう感じました。
グラビアの掲載はないけれど渋谷凪咲さまのインタビューも掲載されております!NMB48の幅広い魅力と最強すぎる布陣を実感します。
全体的に、NMB48のことをあまりよく知らない方にもぜひ見ていただきたいグラビアでした!こんなにもパワーがもらえるなんて……!月末、お仕事がバタバタして心身ともに疲弊しかけていたけれど、今から一仕事、いや二仕事仕留められそうなくらいには元気が湧いてきました!NMB48のグラビアのおかげで!!!
やっぱりグラビアは、私の人生になくてはならない。ありがとうグラビア、ありがとう週プレ、ありがとうNMB48!!!!ほな〜
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