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週プレ感想文!No.43 変わったものと変わらないもののグラビア編
ほんの少しテイストを変えてみました。どうも、とりです!
実は10月で、週プレ感想文を書きはじめて約1年が経ちました!!凄い!!初めはほんの趣味で書いていたんだけど、思いのほか多くの方から読んでいただけるようになって、嬉しい限りです。これについては、また改めて書きたいことがあるので、別記事で書かせていただきます!
10/16追記 書きました!!!
そして今回のグラビアは、久々にご登場される方、また初登場の方が多く掲載されております。久々のご登場で、変わったものと変わらないものが、それぞれの人にあって、それが何だかとても豊かだなぁと。きっと誰もがそうで、1年、10年と年月を経ていくうちに、確実に変わっていくものがあって、その中で変わらないものがあって。時間を歩んでいると気付きにくいそれらも、写真として残されているものを振り返ると面白い発見がある。やっぱり残すって良いことですね。だから、初登場のグラビアもまた、それぞれにとって残しておいて良かったものになると良いなと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、早速感想文を書いていきます!!!
大原優乃 photo by 桑島智輝
表紙&巻頭グラビアは、2週前のNo.41の先行カットで予告があった通り、お久しぶりの大原優乃さまです!!先行カットでも、その大人びた姿に感動したけれど、今号の巻頭では、それ以上に大人になられたことを実感するキュートでセクシーなカット満載です!!
まず、見出しの水辺が良い。奥の水面に傾きがあるからか、視界がグルンと回るような衝撃がある。グラビアを始められた当時は"南国少女"といったコピーが付けられていたが、今はこの色っぽい曇天も非常によく似合っている。サラサラとなびく黒髪は昔と変わらないし、大きな瞳も甘い唇も昔と同じなのに、表情の洗練度が高く、今までの大原さまのイメージを塗り替えるほどに、今の姿が記憶に強く焼きつく。
昨年、同じくNo43で表紙を飾られていました!
写真は2nd写真集『吐息』でも撮影を担当された桑島智輝さん。『吐息』で見たようなしっとりさがより増したような、息のあったテンポ感があるような、そんな関係性が見えるような。内側に潜む大原さまの熱さを、空気の流れとともに静かに感じられる気がして、一枚一枚に深く見入ってしまう。
特に、大原さま自身が鏡を持って、カメラを見つめつつ反射する自分も写している見開きのカットは凄く面白い。グラビア全体的に、あらゆる角度・距離・部位から、今の大原さまの全てを見せようとしているのが伝わってくるのだけど、鏡で反射させることで、一枚の写真のなかで2つの角度から大原さまの姿を捉えるところに貪欲さを感じたというか、それほどまでに大原さまの魅力が多面的に溢れているんだと思うと、その惜しみなさに大きな喜びを感じた。グラビアで鏡を使うことは決して珍しいことではないけれど、その使い方が独特で面白い一枚だと思う。
最後は温泉でのカット。温泉のタイルと同系色のベージュと水色の下着を身に付け直立する姿は、ここまで見せてきた大人っぽい表情に比べて、幼く見える。変わらないものと変わらぬものと。時間を経ることで感じる人間の魅力がグラビアには詰まっている。温泉の床に寝そべって胸やくびれを強調するカットが続く。確実に今までとは違う体つきに、大原さまの努力が浮かび上がる。そして最後。真正面から微笑む大原さまを捉えたカットで、大原さまの成長を強く実感する。本当にお綺麗になられた。けれども思わず「優乃ちゃん」と呼びたくなるような、変わらぬ愛らしさは確かに存在していて、なんだか嬉しい気持ち。大原さまを通してグラビアの面白さを実感するようでした!!
梅田彩佳 photo by 小塚毅之
続いて元AKB48/NMB48の梅田彩佳さま!!AKBをご卒業されて約4年、30代になられた梅田さま、アイドル時代の面影を残しつつ、アイドル時代には見ることのできなかったような余裕のある色気を感じます!最高に美しい!!
週プレでの撮り下ろしは8年ぶりということだけれど、8年ぶりに一つの場所に戻ること、8年ぶりにカムバックして挑戦をするということ、グラビアに関わらず勇気のいることではないだろうか。8年前、私何してたかな?と振り返ると、あまりにも遠い記憶が呼び起こされ、その年月の長さを実感する。グラビアの世界では、一年単位でどんどんスターが生まれている。その勢いは、こうして誌面を眺めているだけの私ですら止まらぬ波のように感じるのだから、その世界で活躍されている方たちからすれば、抗えないほどの勢いで押し寄せる大波のように感じているかもしれない。8年の年月が流れればなおのこと、誌面を彩る面々はガラリと変わっているはずだ。
それでも、また今の梅田さまだから残せる新しい魅力を携えて、今までとは違った濃度の大きな波になれるグラビアの世界は、やっぱり面白い。梅田さま自身、とても魅力的な女性になられたことも合わせて、本当にカッコ良いグラビアだ。
写真は小塚毅之さん。小塚さんの独特な画角で、梅田さまの魅力を立体的に撮られています。雲ひとつない空の下、眩しい日差しとほんの少し強く吹く風。滑らかなカメラの動きで、斜め下・斜め上から、引いて寄って、流動的に撮る。やはりどこか、余裕があるのだろうか。ナチュラルに、力を抜いた表情で、カメラを見つめる梅田さま。見開きでは、大胆に肩・背中・お尻のラインを見せている。細くしなやかなラインなのに、どこか20代にはないような厚みを感じる不思議。あまりにもラフな姿を見せてくれるものだから、落ち着いた気持ちで何度も見返してしまう。
脱うめちゃん。「彩佳」と呼んで振り返る姿を想像すると、土台のしっかりとした優しい微笑みを見せてくれそうで、安心する。本当に綺麗だし、カッコ良い。私も、こんな大人になりたい。そう強く思わせるグラビアでした!
安達祐実 photo by 桑島智輝
センターグラビアは安達祐実さまです!大ボリュームの16Pは、全編モノクロ。カラー写真に比べて、モノクロ写真はぱっと見の情報量が少ない分、注意を払ってじっくり隅々まで見てしまう楽しさがあるし、写真に写る安達さまが少女のようだから、これはいつ撮られた写真なのだろうか?とタイムスリップするような錯覚をも起こしてしまい、胸が踊る。
少女が過ごす一夏のような淡さ。週プレでは10代・20代・30代とグラビアに写り続けた安達さまも、今年で39歳になられた。二児の母であり、一人の妻であり、俳優・安達祐実である。昨年刊行された写真集『我我』は、まさに母親としての安達さまを強く感じる一冊で、特に妊娠中・出産直後は生命力に溢れた母親の力強さがあったが、今回のグラビアでは、今にも消えてしまいそうな儚さを感じさせる少女のような姿で写っている。時間とか普遍とか、当たり前に存在している世界の基準がないような、不思議な存在。
この笑顔、凄くよくないですか?率直に、楽しそうで。写真は旦那さまの桑島智輝さん。写真集『私生活』から、お二人の間で日常的に続く”撮る””撮られる”の関係性は、どこへと辿り着くのだろうか。写真集『私生活』が発売されたのが2013年。もう撮り続けて10年近く経とうとしていると思うと、写真からいまだに新鮮な印象を受けるのが面白い。夫婦らしさもあるのだけど、特に今回のグラビアは、変わらないものと変わっていくものがあるなかで、お二人の写真行為が、いつまでもピュアなんじゃないかと感じられるものだった。
そして、Twitterでもお知らせいたしましたが、今回、私がインタビューを担当させていただきました!インタビューは下記リンクからお読みいただけます。誌面のグラビアと合わせて読んでいただけると、安達さまにとって「撮られる」とは何なのか、グラビアって何なのか、より感じていただけると思います!
北向珠夕 photo by 熊谷貫
巻末グラビア、お一人目は北向珠夕さまです!早速ですが、北向さまといったらこちらのコピー。
昨年5月に週プレで初表紙を飾られた際につけられた「令和のアマゾネス」!!凄く印象的ですよね。「平成の〜」や「何年に一人の〜」のようなコピーはよく見るけれど、「アマゾネス」という単語はなかなか見ないから(私はこのコピーで初めて知った)とても目を引きました。強い女性を指す言葉で、北向さまにぴったり。後にも先にも「令和のアマゾネス」を名乗れるのは北向さまだけだと思う。
そんなアマゾネス・北向さま、12月4日に念願の1st写真集の発売が決定しました!!撮影は熊谷貫さん。光と影。その場の空気や温度感を直接伝えてくれるような豊かな写真で、北向さまの可愛さ・カッコ良さ・セクシーさを多面的に切り取られています。写真集では、ランジェリーカットや大胆なヌーディーカットが掲載されている模様!週プレでは5Pに渡り先行カットが掲載されているのですが、この掲載カットを見て写真集の見応えを確信しました。
特に誌面に掲載されている2枚目のカットがお気に入り。西日が強く差し、オレンジ色に染まる部屋のなか、水着を着て体育座りをしている写真だ。北向さま、小学2年の頃からバレーボールをされていて、バレーボールの名門校に特待生として入学したほどの実力の持ち主。170cmの高身長で、スタイルはすらっとしているけれど、アスリートのような肉感もあって、力強い印象がある。背後に大きく伸びる影。自身ありげな真っ直ぐな顔つき。昭和時代の実力派俳優を写したような渋さがあるけれど、彼女は今をときめく「令和のアマゾネス」であるとはっとさせられる一枚だ。
そして最後、ベッドの上で、上半身には何も身に付けずにうつ伏せに寝転び、虚な表情でカメラを見つめている。奥にボケている脚は、だらしなさと勇しさを掛け合わせたような歪な角度をしていて、北向さまの一個性を感じる。
スタイルと表現力。アマゾネスの魅力を強く実感した。発売される写真集、とても楽しみだな〜。
坂田莉咲 photo by 薮田修身
続いては新人女優の坂田莉咲さまの記念すべき初グラビアです!「数々のオーディションを突破している」ということで、これからドドーンとご活躍される予感しかしない!!!
不思議な魅力。どんなふうに花咲いていくのか分からないほど、その魅力は未知だ。明るさ、暗さ。楽しさ、悲しさ。大人っぽくて、子どもっぽくて。その実態は掴みきれないけれど、直感が働く、確かな存在感。正統派な微笑みを見せているけれど、不穏な役柄も似合いそう。ただグラビアを見ているだけなのに、あれよこれよと想像してしまう。本当に不思議な魅力。
写真は薮田修身さん。光と影を取り入れ、静かだけど劇的な印象を受けます。前後に会話があるような、映画のワンシーンを切り取ったような、そこから髪が揺れ、手が動き、時間が無限に進んでいってしまいそうな、奥行き。ドロっとした昼ドラ、サスペンス、恋愛劇場。この一瞬を境に、とんでもないストーリーが進んでいく。線の中で一番濃ゆい点。静かに進んでいくのに、いつの間にか誰も予想できない衝撃展開を迎えている映画のような、坂田さまはそんな存在なのかもしれない。
最後は湖で明るい笑顔を。爽やかで、優しそうな少女。何を見ていたのだろうか?夢?それとも……?ファンタジーでもリアリティでもない不思議な感覚。グラビアをじっくり見ても、言葉を書き起こしてみても、その実態をうまく掴むことはできなかったけれど、分からない余白があるから面白い。ただ一つ言えるのは、可愛い。
篠原みなみ photo by HIROKAZU
お次は、「世の中の一般女性の彼氏の周りにいたら嫌な女第1位」のあざとツイートでバズった篠原みなみさま!該当ツイートがこちら!
世の中の一般女性の彼氏の周りにいたら嫌な女第1位みたいな人がいたのでシェアします pic.twitter.com/lagYH1HnEU
— 篠原みなみ♡週プレ発売中! (@snhr_minami) January 24, 2020
あざとい!!確かに「彼氏の周りにいたら嫌な女第1位」かもしれない(笑)。面白いですよね、全部絶妙に「分かる!」って感じが(笑)。
そんな篠原さま、誌面のグラビアではさらに過激度が増したあざとさを披露!本当に面白いから、ぜひ誌面でみてほしいな〜。居酒屋で、酔ったフリして見せるあざとい上目遣い。服まで脱いでしまって……。その後、彼宅で彼シャツをあざとく着こなし、寝起きもしっかりあざとい(彼シャツめっちゃ可愛いです)。
調子に乗ってTwitterの自己紹介欄に「かわいいが職業」って書いたり、「今日私めちゃめちゃかわいいよー!」ってツイートしたり。でもこれ、実は魚屋さん理論なんです。魚屋さんが「今日は新鮮な魚入ってきたよー!」って言うのと同じで、私の場合は、今日の自分のかわいさをお知らせしてるんですよ。そしたら「そんなに言うんだったら、ちょっと篠原みなみちゃんのこと見てみようかな」って気持ちになってくれるかなと思っていて。
魚屋さん理論……奥が深い。確かに、私はこんなふうに自分で自分の価値を認めて発信することで成功してきた人を何人も見てきた気がする!自分が自分を信じねば、誰が自分を信じるというのか!アイドルに限らず、老若男女問わず、持つべき考え方ではないでしょうか。
写真はHIROKAZUさんです!篠原さまのあざとさをリアルに感じられる距離感で撮られており、あざとさ増しましです。打ち合わせから撮影まで、終始楽しそう!でも、やっぱり「彼氏の周りにいたら嫌な女第1位」かな(震)。
優月 photo by 熊谷貫
ラストは「はじめまして、少女。」優月さまです!あの「エヴァンゲリオンレーシング」で綾波レイとしてレースクイーンをされている18歳の美少女さまです。まだ今年デビューしたばかり。今回が初めての撮影。けれども、仕草や表情にぎこちなさは感じないし、キリッとしていてカッコ良い!
一眼みたとき、アーティストのような印象を受けました。うまく伝わるか分からないけれど、デビューしたての宇多田ヒカルさんのような……。顔や雰囲気が似ているとか、今にも『Automatic』を歌い出しそうとかそういうわけではなく(いや、そういうことかも)、直感です。独特のイメージ。同世代の女性にはないような個性。不思議な色気。
私、一番好きな食べ物を考えたら、塩が好きなんですよ。すべての食べ物の中で、塩が最高です。
インタビューを読むと、より謎が深まったような……。塩、確かに私も、とりあえず味が薄いと塩をかけるなぁ。優月さま、冒頭で述べたとおり「カッコいい!」印象を抱いたけれど、少し天然な性格を重ねてみると、より一層魅力の不思議度が増しました!面白い(笑)
優月さま、まだまだ未知なる部分が多そうだけれど、熊谷貫さん撮影のグラビアはとっても爽やかに決まっていて、本当に素敵です!容姿端麗、非の打ちどころのないスタイル。不完全なようで、完全な。インパクトがあるのに、余白もあるような。
熊谷さんの撮る証明写真のように真っ直ぐなポートレートが大好きなのだけれど、掲載2枚目の写真がまさにそれで、凄く良い写真だなと思った。キラキラが、パチパチが溢れてる。まだまだ分からない優月さま。またグラビアで見れる日まで!
グッとくる!「ミニスカ7」総選挙
番外編で、こちらも書かせてください!!どうやら10月18日が「ミニスカートの日」らしく、こちら、霜月めあさまと真島なおみさまが7つのミニスカート衣装を身に付けておられる企画でございます!!ギャルな霜月さまと、清楚お嬢さまな真島さまのコンビ感が良い!!!それぞれのミニスカートの際どい部分に迫ったフェチズームカットがまた可愛らしく、どんな衣装も抜群のスタイルで着こなしてしまうお二人のビジュアルにも感激いたしました。
#週刊プレイボーイ (@shupure )本日発売です!
— 霜月めあ🌻🐶 (@melomea030) October 12, 2020
たくさんミニスカート履いてきたよ💕
色んなめあめあを楽しんでくれたら嬉しいです🐻🙌
真島なおみちゃん(@naomi_majima )とのコンビも新鮮でいいでしょ?💕
動画はライブ前のアイドル気分のわたし。w#ミニスカートの日 pic.twitter.com/lV0S9N0Jm0
個人的には、最近になってNizi Projectを全部見終わったこともあって、霜月さまのKPOPアイドル風のスタイルが凄く好きだったな〜。(ちょうどトップスも虹色!)
ページ全体、ポップで可愛いのでこちらもぜひ見てほしい!カメラマンは栗山秀作さんです!!
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以上です!!
感想文のテイストを変えたのは、純粋に、もっとグラビアを感じたままに書きたかったから。今までも、そんな感じだったんだけど、もっと自由に伸び伸びと書きたくなったというか、今の自分が書きたい書き方に少し変えてみたという感じです。といっても、そんなに変わってないかも?私の意識の問題かもしれないですね。。。
それにしても、今週のグラビアもまた奥深かった。変わったものと、変わらないものと、これから変わっていくものと。時間が進む限り、みんないろんな場所へと動いていく。今という時間が素晴らしいから、撮って手元に修めたくなる。そんな瞬間の連続が、今もこうして続いているんじゃないかな。グラビアに出会えて良かった。そう思っている女の子はきっと多いはず。もちろん、男性も。何か特別な可能性を感じるし、この先も、私の目でしっかりと見続けていきたい。そんなふうに思いました。
今週号は、私の夢の一つが叶った号でもあり、記念すべき号だったので、1週間がいつも以上に特別で楽しかったです。きっと、グラドルさまもこんな気持ちなのかな?と思いながら、キラキラ過ごすことができました!!また記事書けるように頑張るぞ〜〜〜〜。では!!!
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