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週プレ感想文!No.51 強くて美しいライダーヒロイングラビア編

みなさま、どうも、とりです!

今週の週プレは仮面ライダー特集でございます!最初グラビアのラインナップを見たとき「!?」と驚きましたが、総合的に見て、今週も素晴らしいグラビアで、たくさん感動しました。ありがたや、ありがたや。

仮面ライダーのヒロインは美しく、逞しく、色っぽい!みなさまがそれぞれ記憶に宿す仮面ライダーの思い出を掘り起こしながら、今のヒロインたちの見事なグラビアを堪能してみてくださいな!では早速感想文を書いていきます〜〜〜!

川津明日香 photo by 佐藤裕之

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表紙&巻頭グラビアは、現在放送中の『仮面ライダーセイバー』のヒロイン、須藤芽依役を演じておられる川津明日香さまです!!川津さま、今まで何度もスーパー戦隊や仮面ライダーのオーディションに挑戦するも、なかなか通過せず、20歳ですべてを懸けて望んだオーディションでこの役を掴み取ったというのだから凄いよなぁ。当時の川津さまを詳しくは知らないのだけど、今が一番キラキラしているんじゃないかって、川津さまの明るい瞳や口角を見て感じます。

ふとした表情が絵になるから、どんなロケーションも川津さまのものとして光る。その存在感が凄い。特に見出しのホテルのプールのカット、堪らなく綺麗じゃないですか?宝石箱のように煌めく夜景を背景に、静かに波打つ水面までもが輝いていて、ただでさえ美しいロケーションだけれど、川津さまがいることでより煌めきが増していて、ホロリと涙がこぼれました。

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今回、付録にDVDが付いております!もう随分グラビアに写る川津さまを見てきた気がするけれど、毎回どこか新鮮な感じがあって、どれだけ回数を重ねても謙虚で、だけど女優業を頑張っておられることもあってなのか、表現力は凄く増しているような気がして。前述した夜景プールの撮影シーンも収録されているのですが、高貴な光に包まれたプールで、長い脚をゆらゆら動かして水と触れ合う川津さまの姿が堪らなく美しかった……。昼間、地上にいると「ああ、自分はなんてことのない、ただの人間だ」などと感じていても、夜景を見ると、自分が息をした世界の場所の煌びやかさだったり、小さな灯のなかで生活を送るたくさんの人がいる尊さだったりに気がついて、命の動きを感じるんですよね。そこにプールの水が加わることによって、この上ない生命感に魅了されました。過去、オーディションに落ち続けたという川津さまのエピソードも重なって、今が一番美しい時間なのかも、と嬉しく感じました。

佐藤裕之さんが、あらゆる光のもとで川津さまを撮られていて、そのあらゆる光によって輝く全ての川津さまが、紛れもない川津さまで、より一層好きな気持ちが膨れ上がった。可愛い表情も、湿っぽい表情も、何かに染まりきらない川津さまらしさ。だから安心して見ていられるのかもしれない。

鶴嶋乃愛 photo by 笠井爾示

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続いては、昨年より放送された”令和仮面ライダー元年”『仮面ライダーゼロワン』でヒロインのイズ役を演じられた鶴嶋乃愛さまです!週プレには初登場でございますが、この圧倒的な美貌と存在感は何なんでしょうか。眩しすぎる!!!

ストレートな写真。どこか幻想的な鶴嶋さまのいでたちが、リアルに、クリアに感じられる。鶴嶋さまは今年の8月で『Popteen』を卒業されたモデルさんで、女優業の経験はまだ豊富でない方だけれど、何かを演じることに長けているような風格が漂っていて、19歳という年齢を疑ってしまうほどの深い瞳に、ズブリとハマってしまう。底のない沼のような、果てのない夢のような、グラビアを通して触れられる内側は、まだ少しガードがかたいようでいて、薄ら垣間見えた扉からは、見たことのない色が広がっているのが見える。

そして、撮影が笠井爾示さんというところにグッときました。笠井さんが撮るグラビアや、そこに写る女性の姿がとても好きなんだけれど、今回もまた、鶴嶋さまのストレートな美しさや女性的な魅力をじんわりと感じられた気がします。ほんのり、少女っぽい瞬間もあるんだなとも思ったし、けれどもやっぱり大人びているなとも思うし、一緒くたに語りきれない色に溢れた女の子であることがひしひし伝わりました。

インタビューを読んでいると”松田聖子”が好きだったり、陶芸に挑戦したいと話していたり、個人的にちらほら親近感の湧くワードがあって、ますます興味を持ってしまいました。独特の世界観が漂う鶴嶋さま、モデル・女優・グラビアの粋を超えた、新しい形の表現で色香を見せてくれそうな気がしてならない。だから、また週プレに出て、写真の中で表現する鶴嶋さまの色を見せて欲しいな〜。

小池里奈 photo by 細居幸次郎

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先週に引き続き、小池里奈さまもご登場しております!小池さまは2008年に放送された『仮面ライダーキバ』で中学生の野村静香役を演じておられました。懐かしい!当時見ていたと思うのだけど、改めて見返すと小池さまが幼くてとっても可愛い〜。

優しい風が舞い込んでくるような穏やかなグラビアが、ど平日の今晩も、休日の昼間のようなのんびりとした時間に変えてくれる。童顔、というと確かにそうなのだろうけれど、そんな言葉で包み込めないほどに純な色気が漂っていて、緊張していた筋肉がじわじわほぐれていくようなリラックス感があるのが不思議だ。

先週掲載されていたカットに比べて柔らかいカットが多い今週号。どちらに振り切ったとしても癒しを感じるのは、小池さま自身の等身大の人柄に、癒しの要素があるからじゃないだろうか。イメージの狭間で変わらない一本の個性。あの頃と変わらないようで、あの頃よりももっと深い、写真から溢れる言葉たち。どこまで行っても終わりはないし、どれほど深ぼっても確かな答えはない。だからこそ、グラビアは永遠に女性を写し続けるのかもしれない。

小池さまはどんな30代を迎えられるのだろうか。40代、50代と、誰しもが平等に重ねる年齢を、どう飾っていくのだろうか。なんだろう。ずっとそのまま、サラリと佇んでいるような気がするから、ずっと写真に写っていてほしいな。小池さまのナチュラルな色っぽさと、細居幸次郎さんが切り取る動きが見える瞬間のグラビアに、小池さまのさらなる魅力を改めて感じさせられた気がします!

井桁弘恵 photo by 細居幸次郎

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センターグラビアは鶴嶋乃愛さまと同作『仮面ライダーゼロワン』にて、シリーズ初の女性ライダー「バルキリー」を演じられた井桁弘恵さまです!前回週プレに登場されたときにも感じたけれど、逞しく、芯が通ったような表情が印象的で、バルキリーを演じたことにより得られた実感がたくさんあるのだろうなぁと想像してしまいます。それに、どこか大人っぽくなられたような……?まさに井桁さまの新章が始まろうとしているのだろうか。ドキドキ、ワクワクの「ヒーローを超えて」。

巻中の8Pのグラビアのなかに、井桁さまの歩んだ道筋を重ねたような、井桁さまの希望に満ちた未来を思わせるような、そんな物語があって、あらゆる想いが交錯しております。特別なのかもしれない。その笑顔も、佇まいも、人柄も。辛さや苦しさは、ときに理解しあえず一人で抱えてしまうこともあるけれど、井桁さまのグラビアには、理解されなくても良いから、辛いとき、悲しいときは思いっきり叫べば良いんだよと言ってくれているような、寛容な優しさがあって、井桁さまが「女性ライダー」に選ばれたのは必然的なことだったんじゃないかと裏付けられるほどに、強い力があると感じた。

強き人ほど、優しき人ほど、辛さや苦しさを乗り越えていて、同時にたくさんの愛と優しさに触れてきたんだろう。井桁さまは、ヒロインであり、ヒーローであり、かけがえのない逞しさを携えた女性であると強く感じた。

初めて井桁さまのグラビアを見たときに感じた印象とは、明らかに違っている。初めに見た彼女もまた、力のある印象を受けたけれども、それが確かなものとして写っているのが感覚的に分かる。これぞまさにヒーローを越えようとする、井桁弘恵の新章の始まりなのだろうか。グラビアを介してともに歩んできたような気持ちになれるから、もの凄く感情移入してしまうし、ヒーローを超えた姿で、次は何を感じさせてくれるのだろうかと、ますます井桁さまの潜在的な力をも感じるグラビアでした!!!

写真は細居幸次郎さん。細居さんの撮る薄暗い写真は、どうしてこう琴線に触れてくるのだろうか。写真の色、質感、空気感。そして流れるようなセレクトに滑らかに入り込んでくる言葉。たった8P、されど8Pの強さを存分に味わえた気がします!

仮面ライダーヒロイン図鑑

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さて、巻末では「仮面ライダーヒロイン図鑑」と題して、過去に週プレが撮り下ろしした仮面ライダーヒロインたちの懐かしいグラビアが大公開されております!なんと、初代ヒロインの島田陽子さまも!はっきりとは覚えてないけれど、小さい頃に初代「仮面ライダー」を何度も見ていたのを思い出しました。戦隊シリーズもそうだけれど、ほとんどの人の幼心にヒーローの思い出があるのって凄く素敵なことだし、ヒーローを支え、ときに艶やかに舞ったヒロインがいるのも感慨深いですね。

ちなみに私が一番好きだったシリーズは『仮面ライダー電王』でした。デンライナーの客室乗務員ナオミを演じておられた秋山莉奈さまのグラビアも掲載されていて(ちなみにデビュー作は『仮面ライダーアギト』)、いろいろな思い出が駆け巡りました。

誰しもに記憶というものがあって、それらはとても曖昧なものだけど、こうして写真が呼び起こしてくれるたくさんの思い出に触れては、私は流れる時間のなかで何だかんだ生きてきたんだなぁと実感できます。仮面ライダーという一つのシリーズを通して、知らない時代のこと、知っている時代のこと、あらゆる時間に触れられるのが心地良くて安心するなぁ。ぜひ懐かしの仮面ライダーヒロインに思い耽ってほしいです!!!

腹筋崩壊太郎(なかやまきんに君) photo by 本田雄士

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ラストは、『仮面ライダーゼロワン』の第一話に登場した腹筋崩壊太郎(なかやまきんに君)さま!あまりに予想外グラビアで驚きましたが、ちゃんとグラビアっぽい感じで撮られていて、ただただグラビアチックで、面白さと同時に胸があたたまりました。"グラビアの定義"を明確に証明できはしないけれど、これは完全にグラビアです。

『仮面ライダーゼロワン』の第一話にのみ登場し、登場当日、Twitterでトレンド入りを果たした伝説を持つ不思議な存在。何がバズるか分からない世の中で、彼らしく、また面白く振る舞った演出は、人々の心に強く刺さったのだと思うと、”アイデンティティ”や”個性”という言葉の重みを強く感じます。

「腹筋崩壊太郎の1日」と題し、優雅なベッドシーンやシャワーシーンが写されているのですが、完全にグラビアチックですよね。私は基本的に、女体が好きでグラビアを見続けていたので、男性の身体に特別魅了されることはほとんどなかったのですが、これほどまでに鍛えられた筋肉はむしろ女体並みの柔軟さや豊かさがあることを知れた気がします。力を入れるとバキバキのガッチガチなんだけどね。パフォーマーだなぁ。

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以上です!!!

今回ご登場されたみなさま、大人っぽくて、セクシーで、キラキラした女性たちだと思いませんか。個性はバラバラだけれど、その個性が色気に混ざっていて、非常に奥深い魅力を感じる方たちばかりでした(もちろん、腹筋崩壊太郎さまもね!)!

美しさとは強さだと思います。美しいの基準は一つではないけれど、例え脆くとも強い筋があってこそ、美しいと呼ぶに相応しいのかも知れないと感じました。今回登場した方のなかで仮面ライダー出演前と出演後(中)のグラビアをじっくり見たことがあるのは、川津明日香さまと井桁弘恵さまなんだけれど、どちらも深い落ち着きと優しい愛を携えた色気を持たれたような気がして、ライダーヒロインの経験値恐るべし……!となりました。みなさま、選ばれるべくして選ばれたヒロインたちなんだな、とも思ったし、ライダーヒロインに憧れる少女たちもまた、悲しみを乗り越えた強さと深い愛があれば、きっと川津さまや井桁さまのようになれるから、諦めないで!と声をかけてあげたくもなりました(誰)。

日本の誇り、仮面ライダー。


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