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わかってもらえない女の辛さはどこへ行く

やっぱり、寄り添ってもらえないんだな……。

アップしたけれど驚くほど反応は薄いYouTube。
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1つ前のnoteのこちらに書いたけれど
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やっぱりモヤモヤするので、何がわたしをモヤらせるのだろうか?と、1日考えた。

さっき、虫駆除業者さんが来た。

我が家は、昨秋くらリノベーションして入居した中古物件に先住民の虫がいたことからの秋からの虫バイバイ作戦決行中なのだ。

業者さんが主に施工してくださるのだけど、わたしもちょいちょい掃除するわけで、そんな時に見つけた古雑誌があった。(この古雑誌も虫好みの環境)

そこには、わたしの大好きな脳科学者の中野修子先生と歌手の坂本美優さんの対談があって、こんな文章がある。

「女性の辛さというのはあまり科学の俎上に乗らないんです。これは、科学者が男性に偏っていることと無縁ではないでしょう。世知辛いことですが医療経済的な理由からも、まともに寄り添ってもらえることは少ない。この喪失感は、悪質な宗教や怪しげなビジネスの勧誘、ロマンス詐欺被害の温床になりやすい」

中野信子の人生相談推し活スペシャル/文藝春秋WOMAN2023秋号

そう!そうなのよ!よくおっしゃいました!さすがでごさいます。

わたしたち、女性特有のあの女性ホルモンに支配される辛さって、男性にはわからんもんなのよ。

だから、妻が出産後に凶暴化しても「鬼嫁」だの「悪妻」だの言うのよ。

「鬼旦那」とか「悪夫」なんて、普通過ぎてそんな表現なくて、女性が凶暴化するとネガティブにみられる、文化的、性的のダブルバイアスなのよ。

確かに暴言、暴力は、アウトだ。やってはいけない。

だけども、なぜ、凶暴化した彼女たちはそうなったのか。そうせざるを得なかったのか。

その背景にまで切り込んで考えて欲しい。

ホルモンバランスの乱れで神経回路が上手く機能してなくて、対話する余力すらもうなくて、語彙不足な「浅い」と一言で、切り捨てることでしか断罪できない、女の哀しみ。

そういう言葉にならないニュアンスを感じとって欲しいのに、悪妻に誤解されていく哀しみ。

違う、そうじゃないの。

だから、暴言は吐くけど、子どもには優しく母親だし、動物園にお弁当を持って家族で行くし、彼女なりに家族のケアで頑張ってる。

でも、世間は声の大きい人(モラハラ妻に怯える俺)を擁護する哀しみ。

どこにぶつけたらいいのだろう。

そうして、妻は「カサンドラ化」してゆく。

誰か1人を悪者にするのは簡単だけど、人の生きる環境はそうじゃない。

わたしがいてあなたがいる、そして、わたしのまわりがあり、あなたのまわりがある、そういう生態系に人は生きている。

わたしは女性と子どもが幸せに生きられる社会は、みんなにとって幸せな社会だと強く思う。

因みに元ネタのYouTuberさんのサムネイルは貼れないので「心理学のオバさんYouTube」のこちらの動画のコメント欄に貼りました。
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K夫人/発達∪心理学のオバさん
論文や所見書き、心理面接にまみれているカシ丸の言葉の力で、読んだ人をほっとエンパワメントできたら嬉しく思います。