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「徹底的にパクれ」SNS起業オキテに物申す

「先生とのやりとりであなたの方が知識も実践力があるって思ってたからなんであの講座に出てたのかわかんなかったよ」

教育業をしている人に向けての講座を受講してた時,受講仲間に言われた。

教育法の講座だと思って申し込んだある教育セミナーに入ってみたら,うっかり主婦起業セミナーだったのだ。

その時点でわたしはすでに教育業に携わっていたから,確かに講座を教えて下さった先生よりも教育業務歴は長かった。

それでも起業する気ゼロだったわたしに図らずも「SNS起業家のイロハ」を懇切丁寧にご指導いただき,所属していた1年にも満たない期間で初期投資費用を回収できたことは先生方のご指導のおかげだ。

今でこそ,わたしのビジネスの主戦場は,noteを始めとした種々のプラットホームだけれど,趣味で書いていたアメブロの他にビジネスブログを立ち上げてセミナーを満席にする方法など,告知から開講まで「SNS起業家のイロハ」を教えてもらえたので,決して高い買い物ではなかった。

その起業セミナー以降もいくつかの起業家向けのそれなりの金額の講座に出てわかったことは,ビジネスは「セールス(集客)」と「コンテンツ(商品)」の両輪を上手く回し手こそだという,至極シンプルなことだった。

だけど,シンプルにして深い。

そして,こちらの両輪を一人親方で脳に汗を掻きながら曲芸師のごとく回している「わたし」ってば案外頑張ってるなぁ~と,自分へのセルフコンパッション(慈愛)が止まらない。

人は帰属意識のイキモノなので,会社や組織に属する方がメンタルは安心する。

だけど,フリーランスはそもそも自分に帰属するしかない「一人親方」が当たり前だし,誰か人を雇うならば経営者としての「人事を掌握する才覚」も必要だ。

だからこそ,言いたいのだけど,案外,脳に汗を掻きながら必死に考えたフレーズを「TTP(徹底的にパクれ)」されてしまうと,なんだかなぁ~って思う。

いやいいんですよ,別に商標登録していませんし,まぁ,キャッチ―な言葉なんて,みんなの共通意識ですから,いいんですよ。

なんていって,「あの人がわたしのアイディアを盗んだのよ」なんて,売れてない人に限ってそう言うから,単なる妄想だろうし…。

でも,まさかの論文剽窃は学術界あるあるで(これにはマジで憤りを感じて対処済み),「事件は案外近くで起こるもの」だと,弁護士妻になって身に染みている。

でも,表面の言葉だけパクってぺろんってシールで貼ったみたいな「借り物感」が透けて見えて哀しみすら覚える。

つまり,借り物感がみてとれて,もうちょっと「あなたらしいひねりを加えてオリジナルにしたらどうかね?」と,お節介にも思えるクオリティに「TTT=徹底的にツッコミ」たくなる。

ついでに言うと,SNSのアルゴリズムがそうだからしょうがないけれど,「わたしの友だちはあなたの友だち」みたいな芋ヅル方式で,自分の興味関心が他者の興味関心に繋がるものだから(もちろん逆もあるけど)「あなたもこのセミナーに来たんですか_」みたいな「意外性」ではない「図らずもペアルック」になってしまって気まずいザラりとした思いが残る。

「あなたもわたしもユニクロ」みたいな「ユニクロ化現象」が止まらないのだ。

そして,こういうアイディア出しのような「発想力」は,先ほどの「セールスとコンテンツ」論でいうとコンテンツなのだけど,言葉を変えると「攻撃力」に当たる。

世の中に出回る「職業適性テスト」は,ほぼほぼ99.9%はでたらめで,科学的知見がないと言われるのだけどあるテストだけは確実な知見がある。

そのテストでは,人の適職は2パターンに分かれていて,1つは「守備型」もう1つが「攻撃型」。

お判りのように,瞬時の発想力は「攻撃型」なのだ。

「守備」と「攻撃」が同じ比率の人はあまりおらず,大抵はどちらかに偏っているし,ビジネスでは全てを一人でやる必要はない。

得意な人に任せればいい。つまり,自分以外に外注すればいい。

だから無理してTTPしなくてもいいのだし,パクるにせよ骨子をパクればよく枝葉を真似したところで,全く意味がない。

自分のパーソナリティ(性格特性)を科学的に理解した上で起業した方が心の安寧も売り上げも上がると思うんだけどなぁ。

そんなこともあって,情報量が多次元的過ぎてパクりづらいYouTubeの方に比重を置いて発信してしまうのだわ。

『発達∪心理学のオバさん』YouTubeしています
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K夫人/発達∪心理学のオバさん
論文や所見書き、心理面接にまみれているカシ丸の言葉の力で、読んだ人をほっとエンパワメントできたら嬉しく思います。