CLAMP展に行ってきました!
※今回、セクシャリティの話は一切出てきません。
自分用のメモです。
2024年9月18日(水)に六本木の国立新美術館のCLAMP展に行ってきました。
早起きできない人間なので、乃木坂駅から美術館に着いたのは14時30分頃。
前売り券を見せて、整理券を貰い、入れたのは15時45分頃。
平日ど真ん中なら多少は空いているだろうと思っていた自分が憎い。
入場し、ドーンとまずモノクロの壁のイラストがお出迎え。
入口で作品リストをもらう。
A4サイズにぎっしり4枚、8ページです。
美術館慣れしているので、「そんなこともあろうかと!」持ってきたクリアファイルに収納して最初のゾーンへ。
最初はカラー原画。ここは撮影禁止。
ホントに原画か?印刷物ではないのか?と思うくらいに美しい。
彩色はコピックが中心。
信じられない。
幼い頃にコピックを買ってみたが、全く使いこなせず、色鉛筆と水彩絵の具に切り替えた経験のある私だったので、驚愕でした。
重ね塗りを意図して描くならいいんですけど、一発で塗ろうと思うと、境目が色が濃くなり、未だに使い方は分かりません。
ぜひとも着色している姿を見てみたいものです。イラストは下手の横好きな私なので、プロの作業風景の動画は好物です。
館内はとにかく人が多い。そして皆しゃべるしゃべる。
こんなにガヤガヤした国立新美術館は初めてで、逆にリラックス。
ただ人が多い、かつ海外勢も多いため、なかなか人がはけずに、原画をじっくりと見ることが出来ない。前の方に誰も入れてくれません。
しかし、来場者数を考えるとそれくらい人を入れないと回らないので仕方なし。
入口の最初に人が溜まっていたので、先に奥の方から見れば良かった。
私の1番のお目当ては『東京BABYLON』だったので、割とじっくり見られました。
壁にずらっと並んだ中、真ん中に『CLAMP学園探偵団』や『20面相におねがい!!』、『学園特警デュカリオン』などがぽつんと並んでいました。
『CLAMP学園探偵団』は小学生の時に、朝アニメがやっていてとても好きな作品。
『CLAMP学園探偵団』と『20面相におねがい!!』は原作も読んでいたと思うのですが、何せ30年以上前の作品ですから、キャラはなんとなく覚えていても、内容は思い出せず。
『新・春香伝』は事前情報で、昔の中国の話らしく、Kindle版があったので、ぜひ見てみたいものです。
そして小学生の頃に、原作(A3サイズくらいだった気がする)とOVAを頑張って買った思い出の『不思議の国の美幸ちゃん』は2枚。
両方見たことのあるイラストでした。
dアニメストアにOVAがあるので、今でも時々見ます。
声優の17歳こと井上喜久子さんの「跪いて靴をお舐め!!」は必聴です(笑)
後は無難に『聖伝』『X』『魔法騎士レイアース』など初期の代表作を見ていきます。
『わたしのすきなひと』はなんとなーく内容を覚えているのですが、『Wish』は何か天使の話、くらいしか覚えておらず。
『すき。だからすき』は全く記憶にない。
でも美しさ、可愛さに惚れ惚れ。
『合法ドラッグ』はこの日のために読んでいたので、他の作品と違ってホワイトでのキラキラの効果がなく、ほほうと思いながら見ました。
皆話しながら楽しむ人もいて、白線が引いてあるのですが、オーバーする方もいて。ほんとはダメだよ。作品が痛みます。
でも皆が本気で好きなのが伝わってきます。
『ちょびっツ』は平日深夜にアニメがやっていたため(当時高校生で劇団員をやっていたので多忙でした)時々やってたら見る、程度でした。さわやかな普通の杉田智和さん。
その後は学業、仕事とアニメや漫画自体に触れる機会が激減して、CLAMP作品を追えていませんでした。『カードキャプターさくらクリアカード編』でようやく再度触れることに。
アニメがBSやWOWOW放送だったのも多く、仕方ないですが、楽しみ半減したのかなぁと。満足感はありますが。
次は本編内の原画コーナーでここは写真可能エリア。
一言で言えば「広すぎ!!」
CLAMP+IDと7エリアがあったのですが、LとAが撮影可能!
そこで、Aエリアの中盤頃に「当館はあと1時間で閉館します」とアナウンスが!
泣く泣く、読んでいない作品はさーっと見て、好きな作品はとにかく写真を!と大焦り。
それでも天井が高く、上の方まで凝った展示があったので、抜かりなく写真をパシャパシャと。
ちなみにスマホのみの写真が可能です。
タブレットやカメラは禁止です。
今作品リストを見ていたら、カラー原稿は前期と後期で複製原画のものもあったようです。
いや、しかし手書きだとはっきり分かる原画も、印刷物のようだった・・・。
話を戻しまして、本編内の原画もこれまた美しい。
一度ペン入れして、修正して描き直した部分も見受けられましたが、それも最低限で美しい。
以前、某女性漫画家さんの原画展に行った時は「意外と印刷に出ないところが汚かったりするんだなぁ」「修正、こんなに沢山するんだ」と思ったものですが、CLAMP先生達はすべてが完璧に美しい。
もちろん4人でやってるのもあると思うのですが、一人ひとりの技術力の高さが見受けられました。
後は映像展示や、1枚名言が書かれたシールを引いて、貼ってねコーナーがあったり、書籍やコラボ作品の展示。
大好きな『カードキャプターさくらクリアカード編』の小狼くんのシールを引き当てた私は、さくらがいれば隣に貼ろうと思ったのですが、壁のシールがあまりの数すぎて、持ち帰ってきました。
私は行きませんでしたが、実際に書籍を読めるコーナーもあり、レイアースの再始動動画が流れていたはず。
出口で入場者特典と、グッズ販売券を頂き、再び列へ。
グッズコーナーの入口でお姉さんが時間を書いてくれます。制限時間は30分。
私は事前に色々とグッズをチェックしていたので、とりあえずポストカードとあとはなにか一つピンときたものを買おうと思い、人混みをかき分けポストカードコーナーへ。
ポストカード5種と、トレーディング缶バッジを一個だけに運をかけて購入。
一瞬『東京BABYLON』の1巻表紙のメモに手が伸びそうになりましたが「いや、でもこれは使わない、使えない」「ビニールから外さずに保存するだけ」「それでも自分は手に入れたいか?」と悩み、見送りました。
レジのお姉さんから「お買い忘れはございませんか?」と一声ありました。
皆さん意外と大人買いはせずに、推し作品を中心に買っている印象でした。
終わって、外に出たら、他の展示室も閉まっていて、人もまばらで、祭りが終わった感がありました。
入場前はかなりの人数がフロアにいたので、謎の達成感。
さてさて以上、私へのメモでしたが、もう少し。
シールは小狼くんでしたが、なんと入場者特典は『ちょびっツ』のちぃ!
めちゃくちゃ可愛い。
缶バッジは最初「ツバサのさくら?」と思ったのですが『こばと。』のこばとちゃんでした。
なんとなくしか知らなかったので、アニメを見出しましたが、こばとちゃん、めっちゃかわいい!!大好きになったので結果オーライ。
ポストカードは、『東京BABYLON』の三人のを1枚。
『魔法騎士レイアース』の鮮やかな方を1枚。
『カードキャプターさくら』は全種買いました。
通販で何か買い足すかもしれません(笑)
最後に総括。
私が最初に出会ったCLAMP作品は『東京BABYLON』でした。
1990年の作品で、出会ったのは小学校3年生くらいの時の地元の盆踊りに出ていたバザーの中で見つけた、全巻セットでした。
何度も何度も読み返して、今も全巻Kindleに入っており、何回読んだのか、もし数えたらすごい数になりそうです。
そこからなかよしとりぼんを買っていた私は『魔法騎士レイアース』(1995年)に出会い、ますますCLAMP先生達が好きになりました。
アニメ、なかよしでの連載、単行本を集めました。主題歌CDも買いましたね。
『東京BABYLON』と同じ頃に出会ったので、もしかしたらレイアースが先で「CLAMP先生だー」と思い買ったのかもしれません。
そこら辺からオタクへの道を本格的に歩み始めることになります。
普通のアニメ好き女児からオタクへ変身しました。
1995年は『新世紀エヴァンゲリオン』の放送年で、私はその翌年の深夜の再放送でハマり、その頃はCLAMP先生とエヴァのイラストを、小学校のイラスト部でよく描いていたのを覚えています。
未だにギャザーのあるスカートや、フリル、羽を描くのが好きなのはCLAMP先生達の影響です。
『魔法騎士レイアース』と『カードキャプターさくら』は私の人生に影響を多大に与えています。
「思いが世界を創る」
「誰かをすきな気持ちに名前はいらない」
「なんとかなる。きっと大丈夫」
自分の根本にそれらが信念として生きている気がします。
ちゃんと全部を見たい!という方は複数回行かれるのがいいと思いますが、私は1回で大満足。
グッズ好きなわけではないので、コンパクトに保存できるものが手に入って、それも満足です。
タペストリーとかね、保存大変なんで。
『カードキャプターさくらクリアカード編』は原作は完結しました(良い終わり方だった)が、アニメ後半はこれからです。
まだまだ私のCLAMP先生たちへの熱は止まらないと思います。
少しずつ過去作品も触れていきたいですね。
以上、長々と読んで頂きありがとうございました。