2014年の呉のボンネットバス・くれたんの思い出と再会
広島県呉市内には2018年まで土日限定で呉探訪ループバス「くれたん」という市内の観光地を巡回してくれる路線があり、中心部の路線バスにも乗ることができて、1日券が3回乗ればもとが取れる価格で重宝していました。
ただ、1日券が買える観光案内所が呉駅から徒歩3分くらいの建物にあったり、駅舎から出てどのバス乗り場から乗れば良いのか悩んだり、という微妙な点もあったのですが、くれたんのアイディアは良かったので、復活させてもよいのでは、と思います。
今写真を見直すと、駅前ロータリーでは一番遠いバス乗り場でした。
2014年当時は、ボンネットバスにガイドさんが乗って案内してくれるくれたんが限定で走っていて、それに乗ることにしました。
ボンネットバスがやってきました。今は広電バスに譲渡されてしまった呉市営交通のデザインです。後ろには呉そごうの建物が見えますが、2013年1月に閉店したので、写真は閉店後のものです。
車内の様子。本当に古いですが、しっかりと整備されています。
運転席回りやハンドルもレトロです。
バスから、こんな景色が見えるのも呉ならではです。
帰りは「瀬戸内マリンビュー」。この列車は20分呉に停車して、呉に後からやってくる快速安芸路ライナーのほうが先に出発して相当広島に早く着いてしまうため、かなりの人が呉で乗り換えていた記憶があります。
呉までにぎわっていた自由席車両の車内も一気にガラガラに。
このボンネットバスは、以前は広島市で行われるバスまつりで試乗ができました。
途中からは、展示車両にもなりました。
呉市交通局がなくなり、ボンネットバスも広電に移管され、くれたんもなくなり、ボンネットバスの存在が気になっていました。
2023年11月、八丁堀界隈を歩いているとなぜかボンネットバスが。
スマホが間に合わず、遠くなってしまいました。
どうも特別運行だったようです。
今年も臨時運行される団体があったようで、ボンネットバスは今も活躍しています。この企画は来年もあったら参加したいと思いました。