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renita
保護入院、1ヶ月経過。一時退院まであと少し。#母は認知症
強制入院というべき、母の保護入院が突如始まってから約1ヶ月が経過した。認知症の症状は、家族から見ると初期から中期へ移行していたものの、母本人には自覚もなく、「私は胃腸が悪いだけです」と頑なに言い続けていたため、なぜ入院が必要なのか母は理解が追いついていなかった。
最初の1週間は、半ば喧嘩腰で、病院から今にも脱走しそうなくらいの勢いで反発していた。「治療が順調に進むなら、早く退院が出来ると思うから、一緒に頑張ろう」と言い続けたことが伝わったのか?少しづつ治療にも協力的に取り組むようになっていった。
私自身は、食養生・東洋医学/自然療法を軸に心身の健康を保ってきた故に、西洋医学へ頼ることはないままに過ごして来ただけに、母にもその様にできたらと、思っていた。
しかしながら、症状の進行のスピードや母が理性でコントロールできないことが一つづつ増えるにつれ、対症医療の必要性についても感じるようになった。ある程度を超えてしまった時には、殊に本人にその理解と意志がない場合、根本治療を周りが進めることの難しさを痛感することとなった。
約1ヶ月を経過し、進行を少し和らげる程度の治療、感情を抑制サポートする治療を受けながらも、日常の暮らしを取り戻しつつある母。これはこれで必要であったのだ、とようやく思えるようになったかな。
今週末に控えた一時退院。
気持ちよく普通に過ごせるといいなぁ。そんな些細なことが1番の願いです。
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