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【楽器解説】13弦のカーボン弦ハープ(op.341)
2014年から多種多様なハープを設計、制作してきました。11世紀からアイルランドで演奏されてきた金属弦(真鍮弦)ハープを主に作ってきたのですが、時折カーボン弦のハープも作っています。支柱のないアーチドハープもカーボン弦を使っています。カーボン弦は真鍮弦に比べると残響音が少ないのが特徴で、かなり高い音から低い音まで融通が利きます。2021年に5種類の音域の12弦ハープを設計して、その最高音域(ソプラノ)が G5-D7 でカーボン弦を張りました。この高音は金属弦で出すのは難しいです。
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2024年の冬にクリスマスアルバムを録音していて、カーボンの高音域が入っていたらいいなと思い、弦をさらに高い音をひとつ追加してG5-E7のハープ (op.341, 650g) を作りました。キラキラした高音域はアンサンブルの中で活きると思いました。
かわいらしい曲がよく似合いますね!
その後いくつか動画を撮ってみました。甲高い音がソロで弾くには少々うるさい気がして、半音下げた A4=415 でも撮ってみました。
その後、思い切って1オクターヴ下げた G4-E6 に調弦してみました。いかがでしょうか。これが意外と落ち着いた心地よい響きになり、残響音も少し長くなったような気がします。テンションは低めでもアーチドハープのようにはゆるゆるではないです。
さらにこの緩めのテンションにしてよかったのが、アーチドハープと同様に爪で容易に臨時記号を弾くことができるという点でした。
様々な使い方ができて、金属弦ともアーチドハープとも違う使い方ができます。全く同じハープは作れませんが、似たようなハープは55000円からお作りできます(ハープキー付き)。制作希望の方はお問い合わせください。G5-D7の12弦でも作れます。ご希望があれば日本画の絵付けもできます。
各種クレジットカードも使えます。全額先払い、キャンセル不可となります。
『12弦ハープのための333の曲集』の曲は全部そのまま弾けますし、私がYoutube 動画にアップしている曲も教えられます。
横浜、日吉と京都、北大路でハープを教えていますので、弾き方を学びたい方はぜひお越しください。初回限定体験レッスンもあります。
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