42歳、10回目の退職
仕事を辞めることにした。
この仕事に就くために自費で東へ350Km、引越しをしてきたのが2年前。
ここに至るまでの心境は数カ月前noteに書き綴ったけど、あの時の自分の投稿を読むと涙が出てしまう。。
でももう大丈夫、辞めるからね。
40歳過ぎて15年振りに就いた正社員のポジション。
前の職場の若い社員からは「これで安泰ですね」と言われた。
「大きなお世話だ」とは思ったけど、当時契約社員だった私からすると、「東京で正社員」が決まった状況は安泰という言葉を連想させるのだろう。
いま振り返ると転職先が決まったことが「ゴール」になっていた気がするが・・。それでも離婚後、自活でき安定した生活が手に入り、次へのステップに繋がったとも思っている。いただいた環境には感謝だ。
これから1ヶ月半、1年で一番稼ぎ時の繁忙期に入る。
それを乗り越え、落ち着いた時期の6月末に退職予定だ。
友人からは「繁忙期なんて無視して退職すればよいのに・・」と言われたけれど、顧客との関係性もあるしなぁと生真面目さが発動してしまった。
私が3ヶ月も前に退職希望を上司に伝えたのは、ひょんな出来事がきっかけだった。ずっと頭でいつ言おう・・と考えていたのだが、そんな思考は無視されて「このタイミングで言わなくちゃ!」と急にスイッチが入った。
先日心理カウンセラーさんからカウンセリングを受けた時に、「タイミングだと思った時が今のあなたのベストタイミングです」と言われた。
そういうことだった。頭で決めたタイミングではなく、心が動いたその時がベストタイミングだった。
最近の私は心で感じたことを蔑ろにしがちだった。頭で考えれば続けて勤務すべきだ。次にレールから外れたらもうお終いだ・・そう考えていた。
でも心はもっと自由に生きたいと願っていた。
短期契約の仕事も含めると今回が10社目。
客観的にみると「継続できない人」だ。
そして実際にそうなのだろう。これはもう認めざる負えない。
3か月後には無職になり無収入になる。けれど、自分ができることを増やし収入を得ていく道を探っていく。始めはパートや時短での派遣勤務を兼業することになるかと思うけれど、個人で稼げる額を増やしていく、時間と場所から自由になることを目標に進んでいくことを決めた。いまの時代ならそれが可能だと思う。
退職するという決断が正解になるように未来を創っていこう。
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