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ルート66、セドナ、グランドキャニオン、ホワイトサンズ国定公園を巡る旅① ~1日目:フェニックス空港~サワロ国立公園~セドナ

前回の準備編に引き続き、アリゾナ旅行初日の行動経路をご紹介したい。

空港に着いて、荷物をピックアップ。そしてレンタカー手続きをすべく、レンタカーセンターへ行く。レンタカーセンターへは予約したレンタカー会社のシャトルバスが連れて行ってくれる(無料)。レンタカー会社によって乗り場が異なるが、成田や羽田のように、空港施設を出たすぐのところに「レンタカーシャトルバス乗り場」がある。ただし、空港施設自体が広大なので探すのに時間がかかった。乗り場でバスが来るのを待ち、レンタカーセンターでも長い列に並んだ。結局、空港施設を出てから自分の乗るレンタカーにたどり着くまで2時間以上はかかったと思う。

次に向かったのがウォルマート(スーパーマーケット)だ。旅に必要そうなものを調達するためだ。旅行中も、ガソリンスタンドに併設されたお店で食料は調達できるが、スナック・ジャーキー系、甘い炭酸飲料しかないことも多い。今回が最初だったので、大きなウォルマート内をじっくり見ながら買い物かごに入れていったが、慣れてくると必要なものは決まってくる。私たちが必ず買うのは、水、ビール、果汁多めのフルーツジュース、伊藤園のおーいお茶とジャスミン茶のボトル(ウォルマートには大抵置いてある!)、ヨーグルト、カットフルーツ、サラダのパック、ウルトラソフトのティッシュボックス(モーテルなどのティッシュは顔の水分を全部持っていかれるくらい乾燥している)、大量に入ったクロワッサンの箱だ。クロワッサンは朝食なしモーテルに遭遇したり、移動中にちょうどいい食事場所が見当たらなかったり時間がなかった時の非常食として役に立つ。
ウォルマートには大抵、SUBWAY(サンドイッチ屋)が入っている。レンタカー手続きで時間が押し、ウォルマート内の物色で時間が押し、、フェニックス市内でランチ場所を探す時間の余裕もなかったので、日本で手慣れていたSUBWAYでちゃちゃっとオーダーして、昼ごはんにした。

1時過ぎぐらいだっただろうか(フェニックスには9:30に着いていたのに…)、やっと、サボテンのサワロ国立公園に向けて出発。ナビはビジターセンターを指定するといい。(広い国立公園にはビジターセンターはいくつもあるので、要確認だ。)サワロ国立公園はEastとWestがあるのだが、フェニックスから近いWestに行くことにした。
国立公園のあるトゥーソン(Tucson)という町まで2時間弱。時間が相当押していたので焦ってはいたが、広大な大地を走るドライブを楽しんだ。皆様にもしばし、写真旅行を楽しんでいただければと思う↓

標識さえも「The America!」という感じでテンションが上がった初旅行☆
荒涼な大地にある、はげ山に見えたが…
近くで見るとサボテンの山だと分かった!笑
延々と続く貨物列車にも広大なアメリカを感じてときめく。笑
公園に近づくにつれて車窓のサボテンの量も増えてきてテンションが上がる!

そして、ナビ上、サワロ国立公園(West)に到着。しかし、事前に想像していた高速道路の料金所のような入場ゲートはなかった(料金をビジターセンターで払う仕組みだった)。サボテンの荒野に道だけが続いている感じで、他の観光客も車も見当たらなかった。(情報収集の機会も可能性も一切ない感じ。。)頼るはビジターセンターしかなく、一抹の不安を抱えながら進んでいった。

しかし景色はサイコー!心配より楽しさが増してきた。
いろんな種類のサボテンが自生していた
初めてすぎて勝手も分からず、ビジターセンターの全貌も、看板も取り忘れたサワロ国立公園

ビジターセンターにはサファリハットを被ったレンジャーたちがいて、料金を払い、地図をもらい、小規模なお土産コーナーがあったので、記念の品を購入した。郵便の消印みたいな、訪問の証拠スタンプも押した。
今回の旅行以降に様々な国立公園を回って気づいたことがある。ビジターセンターの建っている場所周辺が絶景であることが多い、ということだ。この時もビジターセンターの裏側がいい景色だった。

遠景にはハゲ山風サボテン山、近景はサボテン林、そして青空。I'm in Arizona!!!
上の写真のサボテン林をちょっとアップにしただけだが、印象はだいぶ変わる。
ビジターセンターには枯れたサボテンもあって感慨深かった。

…そもそも時間が押していたし、死ぬほど暑かったので散策する気も起きず、周辺でサボテンと写真を撮って十分満たされ、セドナに向かった。

事故渋滞もあり、セドナに到着したころには真っ暗、20:30くらいだったと思う。Airbnbのホストの方は親切にも我々の到着を待っていてくれて、部屋の説明をしてくれた。これからレストランに行く元気もなく、さっそくウォルマートで買ったクロワッサンを夕食にして、初日終了。

宿の周りはセドナの絶景で取り囲まれていたことを、翌朝、外に出るまで知る由もなかった。

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