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ニューヨークの桜名所

アメリカで桜の名所というと一番に出てくるのはワシントンDCのポトマック川沿いの桜ではないだろうか。なので、ニューヨークには桜はあまりないのだと思っていた。しかし、たくさんの見所がある。今回はそれをご紹介したい。

1. セントラルパーク

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言わずと知れた大きな公園にもやはり、桜はたくさんある。はっきり言って、日本の桜の名所と同じくらい長く続き、幹も太い。↑と↓は86stと96stの間を占める、Jacqueline Kennedy Onassis Reservoir (貯水池)の東側の歩道(East Drive)だ。85stと90stに入り口がある。

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貯水池の周囲も遊歩道(車輪乗り入れ禁止の)があり、その周りからも楽しめる。この遊歩道は東西南北、何か所か出入り口があり、一度入ったら一周しないと出られない、というわけではないので安心だ。

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↑は84stと79stの間にある、Great Lawnの西側にある枝垂れ桜だ。せり出した枝の近くで撮ることもできる。歩道にたくさんのベンチがあり、ゆっくり花の前で時間を過ごせる。

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↑こちらは、一つ上の枝垂れ桜からすぐ近く(南西)、Delacorte Theaterの前にある枝垂れ桜。このシアターの隣には公共トイレがあるので、長居をするときに便利。ちなみに、今年はこれら枝垂れ桜が他の木々よりも早く花をつけていた。貯水池の周りの桜はこの後、といった状況だ。

2. ルーズベルトアイランド

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マンハッタンの東側、イーストリバーに浮かぶ島。地下鉄のFライン、またはトラム(2avenue/ 59stと60stの間に乗り場がある)↓で行ける。

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なお、トラムは地下鉄乗車に使うメトロカードで乗車する。料金も地下鉄と同じ金額だ。コロナ禍では密閉空間は微妙だが、観光気分でマンハッタンやルーズベルトアイランドを高い目線で眺められるのが面白い。

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↑コロナ禍前に乗った時の風景。

さて、そのルーズベルトアイランドだが、冒頭のソメイヨシノの桜並木の遊歩道は、地下鉄の出口を出て、川に向かって左(南)側にある。大きな橋の下を越えて、川沿いの遊歩道を少し進むとソメイヨシノが見えてくる。その手前は別の種類の桜が植わっていて、ソメイヨシノとは開花時期が異なる。

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ルーズベルトアイランドの桜は、マンハッタンの摩天楼と一緒に撮影できるのが魅力的だ。↑の写真にも写っているように、ベンチが沢山あって、桜の下でまったりできる。遊歩道をさらに南下すると、Southpoint Parkがあり、この入り口にもトイレがあるので、心置きなくカフェイン入りの飲み物と景色を楽しめる。桜の手入れ方法が心得られていないのか、日本の桜と花のつき方が若干違うが、、桜は桜だ。(笑)

なお、島の南側のソメイヨシノのシーズンが終わったころに、島の北側の関山桜↓が咲き始める。なので、出遅れた、という状況でも、この桜は見られるかもしれない。

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3. 路上

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どこというのでもなく、結構どこでも桜の街路樹を見かける。ソメイヨシノではなく、白っぽい桜だ。

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4. その他

ユニオンスクエア

ブルックリンボタニカルガーデン(桜の名所として必ず挙がる)

Fort Tryon Park(メトロポリタン美術館の別館・クロイスターズもある。たくさんの花々があり、桜のタイミングとズレたとしても美しい)

などだろうか。

かくして、ニューヨークには桜が沢山散らばっている。春になると空も青々として気持ちが良いので、当てのない桜探しの散歩も楽しいと思う。

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