ポルトガル旅 学問・奇跡・大航海の街#4 Sagres
2023/06/02
Lagosからサグレス岬、Sao Vicente灯台、自転車行
8:00 朝食
9:00
レンタル自転車屋に行く。ニュージーランド人がやっている店で、最初から英語でやりとりする。まあ地元客などいるはずないのでそのほうが自然なのか。
9:44 自転車でラーゴスを出る。32kmの道のり。
10:26 Burgau 1時間経って1/5も進んでない。
11:05
SalemaのビーチPraia do boca do Rio
山道をのぼり返して振り向く。入江にいい感じのビーチが点在していることが分かる。
11:34 フィゲイラFigueira。この辺の沿岸はビーチのリゾート別荘地でもあるようだ。
11:57 N125にBila do Bispoで自転車のチェーンが外れる。グリップが油で汚れていて、いつの間にか手が黒くなったのだが、これは前の利用者が、チェーン直したためだな?と思う。
12:32サグレスの町を通過
12:40 砦が見える。
ようやくここまでたどり着いた。
到達の報告
13:00 サグレス要塞にチケットを買って入場。
なぜか釣りしているおじさんがいる。僕はここに来るのにお金を払ってゲートをくぐってきたと思うのだが。しかしこの高さから魚釣るというのもダイナミックだ。
そもそもポルトガル南西端にまで来ようと思ったのにはある人のすすめがあったからだ。
それは大学院時代の友人の母親で、どうしても行ってみたかったが、もう年だしと諦めているという。そこにはエンリケ航海王子が作った学校があり、大航海時代に活躍した人々がここから巣立って、やがて日本にも来たのだというストーリーを聞いた。
日本人としてもユーラシア大陸の西の外れに、日本とつながる場所があると考えるのはロマンチックな話しだと思った。
それで、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼を終えた後に、訪問地に加えることにしたのだ。
その友人母にテレビ通話をしてみることにした。突然の電話にもかかわらず、受け取ってくれて、首尾よく到着の報告ができた。携帯をかざして、景色をぐるりと見せて回った。サグレスの要塞から日本に映像を届けることは、ちょっとした親孝行をしている気分にもなったし、その昔、この地と日本とが大航海時代の通商ネットワークで繋がっていたことの形を変えた再現であるとも思えた。
13:30 サンドイッチを食べる。
14:00 博物館の展示がデジタル含む今風のもの。あまり見る時間なく立ち去る。
14:15
出発。サグレスから再び自転車を漕ぐ。岬は海越しにすぐそこに見えているが、遠い。
14:50
Farol do Cabo de São Vicenteに到着。
見学もそこそこに。足を休める。崖を見下ろす地べたに足を投げ出して靴を脱いだ。
15:15出発
15:40
海岸線の道を正直に行くと遠回りだと判断し、内陸をショートカット。そもそも作物栽培に適さないか、畑らしいところをすぎると、宅地造成の失敗例みたいなところに迷い込んでしまった。
16:00 敷地の出口が遠い。有刺鉄線が張ってある部分から脱出。道が繋がっているところまではまだまだ距離がありそうなので、柵を乗り越え舗装路を行く。脱出しておいてよかった。
18:00 Lagos着、自転車返す。
宿に戻りシャワーと洗濯。
20:20
昨日の食材と同じ缶詰作戦で自炊。夜まで明るいし、運動の後で気分も良い。
20:53
行きはアップダウンもあって辛かった。帰りは自転車の返却も気にしながらで急いだ。よく頑張った。
食事のスパゲティ。サグレスの岬を巡ってきた後のサグレスビールは特別に感じた。