【クウェート大学#90】☀️ 帰国・即・授業
6月19日(水)
ケニア旅行から帰る。
2時半に帰宅。授業を受けるためには、7時半に起きる必要がある。スマホのアラームを何重にもかけて就寝。
【文法】ハーリド
「イスム」の特徴について。
① 性
全ての名詞に男性(مذكر)と女性(مؤنث)があり、生物学的性別を持たない名詞にも適用される(مؤنث غير حقيقي)。
ハーリド曰く、(数千年前の)アラブ人にとって重要な概念は女性名詞になっているという。
② 数
単数形(مفرد)、双数形(مثنى)、複数形(جمع)がある。
複数形はさらに、3~10個(جمع قلة)と11個(جمع كثرة)以降で分かれることがある。(これはそこまで重要な事項ではない。)
例えば「大皿(جفنة)」は10個以下(جفنات)か11以上(جفان)となる。
また複数形は、男性規則複数形(مذكر سالم)、女性規則複数形(مؤنث سالم)、不規則複数形(تكسير)からなる。
③ 限定
限定(معرفة)と非限定(نكرة)がある。
【歴史】イブラーヒーム
小テストがあった。夏学期成績の5%はこの小テストだけで決まるらしい。
内容正誤問題はともかく、単語を書く問題が難しかった。
今回の講義内容は、「アラブ・イスラーム文明の構成要素としてのイスラームとアラビア語について」だった。
抽象的な内容だった。
【詩文学】ナジャーハ教授
ようやく授業らしい授業が始まった。
最初はイード休みに何をしたのか質問された。
詩とはワズン(韻律。「カワーニーン」とのことなので、「定型詩」ととるべきだろう)を持つものである。
ジャーヒリーヤ時代において詩とは部族間抗争における「武器」であり、情報拡散の手段でもある。
ナジャーハは様々なアラブ詩を誦じていて、聞くだけで楽しい授業だった。ブログでは伝えることができず心苦しい。
午後はずっと寝ていた。
勉強したかったが、ケニア旅行の疲労が酷かった。